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総プレイ回数:2
実プレイ時間: 45分
プレイ人数:2-6人
推奨プレイ人数 :4人
お酒との相性:
サブ個人評価:
難易度:Lv.2
日本語化:必要
ゲームデザイン:Friedemann Friese
想定価格:4000-5000
補足:
2009年 ドイツ年間ゲーム大賞 ノミネート
※2010年 スペイン年間ゲーム大賞 受賞
ボードゲーム 「ファウナ/Fauna」のレビューやルール・感想です。
まえがき
皆さんは動物好きですか?私は好きです。
かわいい、モフモフもそうですが、像やキリンのスケールの大きさや、爬虫類のミステリアスな雰囲気も良いですよね。
もちろん動物が苦手な方も居るわけですが、そういう方も「このボードゲーム楽しい!買う!」と好評でした笑
突然ですが、皆さん皇帝ペンギンの体重ってどれくらいかご存じですか。
「ペンギンでしょ?ペンギンならそんなに大きくないし15kgかな」
「いやいや、皇帝って付くくらいだからもっとあるんじゃない」
「でも海の中で泳ぐことも考えるるとそんなに重くないんじゃないかなあ」
このボードゲーム、こんな感じで各々で持論を持ち寄ります。
そして
「―コウテイペンギンの体重は30キロ!!」(この答えはボードゲームの説明書きでネタバラシしてあるので記載します)
「ほらあ、やっぱり【皇帝】なんだよ!」
「そんな大きいのか笑」
などなど皆で言い寄った持論が的外れかどうかが楽しいのです笑
すっごい力説した後に盛大に破綻するさまがとってもおもしろい笑
ただのクイズ当てではなくて、ボードゲームらしさをきちんと出しているのも良い。
動物好きで、しかもボードゲームが好きな作者の気持ちが伝わってきます。
テーマ
われわれは動物発見クラブ!しかし、未知の動物を発見するのではない。
現在公表されている既存の動物の「一部のデータ」のみを基に、いろいろと考察して、現地に赴き「全部のデータ」を発見するのだ!
初めから動物のデータを全て知るのでは、動物がなぜそのような大きさで、どういう生き物か興味もあまり湧かなくなってしまうだろう。
そこで我々は一部のデータのみを基に、いろいろと考え、さらに動物たちへの理解を深めることが重要であると考えている。
今回はこの目的を世に広めるために我々は楽しい遊びを開発した!
このゲームが終えた後、動物への「興味」がより一層高まるはず。
是非われわれのこのゲームを楽しんでいただきたい!
システム
4項目の動物のデータを当ててポイントを得ます。
一番得点が多い人の勝利です。
以下4項目から推測します。
・生息地域
・体重
・身長及び長身もしくは全長
・しっぽのながさ
ぴったりと当てなくても良いんです。
だいたいの数が当たっていればニアピンでポイントがもらえますからね!
生息地域だと
エリアのピタリ賞 8ポイント
隣接したエリアでニアピン賞 4ポイントもらえます
体重、長身、しっぽはピタリ賞7ポイントで、ニアピンが3ポイントです。
ゲームの流れ
まず動物カードを発表します。
そこから「この動物の色は黒いから日光を効率的に浴びるためなんじゃないか、だから南側?」みたいな話をみんなが勝手にし始めます笑
各プレイヤーはキューブが7個配られて、手番順で1個ずつ自分が推測したところに置きます。
他プレイヤーが置いたところは置けませんが、ニアピン狙いなら両隣のどちらかに置くのもアリですね。
もちろんパスすることも出来ますし、全部置くことも出来ます。
ピタリ賞、もしくはニアピンの場合はキューブが戻ってきます。
外した場合はキューブが戻ってきません。
しかし、必ずキューブは1個戻ってきます。
ただ1個だと次の得点は多くを望めませんね。
そしてまた次の動物が発表されます。
以下の得点に誰かが達した時点でゲーム終了です。
2~3人プレイ 120点
4~5人プレイ 100点
6人プレイ 80点
感想
ちょっとしたボードゲーム要素と、みんなで楽しめるのが良いですね。
プレイ人数も6人で多めですから、どちらかと言えば自分の考察を話すことを目的としているんじゃないかな。
ボ育てとしてもいいですし、どの場所でも盛り上がること請け合いです。
このゲームはイージーとハードモードがありまして、ハードがおすすめ。
あとは和訳が良いんです。
和訳からだいたい当てれそうなものはイージーカードとして分類されているので、和名からがっくしくることは少ないと思います。
和訳もヒントになるのが愉しさの一つなので。
たまにあることですが、和訳版が生産中止にならないうちに購入した方が良いかもですね!
Amazonより安い価格(中古のボードゲームや新品等)で売っていることもある駿河屋もお薦めです。ホビー/グッズ販売 通販ショップの駿河屋
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