誰もが憧れる夢のマイホーム完成は奪い合いで15分!?「ドリームホーム/Dream Home」

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ボードゲーム「ドリームホーム 完全日本語版/Dream home」の紹介レビューや感想です。
全員でカードを選びながら目標の家に近づけるボードゲームです。

  • 4/10
    運 - 4/10
  • 5/10
    戦略性 - 5/10
  • 4/10
    コンポーネント - 4/10
  • 5/10
    テーマ性 - 5/10
  • 5/10
    インタラクション - 5/10
  • 6/10
    プレイアビリティ - 6/10
  • 5/10
    プレイ頻度 - 5/10
4.9/10

抜粋のみを表示

実プレイ時間:15分(インストは別途10分)
プレイ人数:2~4人人
推奨プレイ人数:3人
お気に入り度:
お酒との相性:
難易度:Lv.2
日本語化:必要
発売年:2018
ゲームデザイン:Klemens Kalicki
想定価格:3500-4500円

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はじめに

マイホーム♪マイホーム♪たったーらたったったー♪
マイホームって良いですよね。マンションでも戸立てでも、今は土地代が高騰して10年前からマンション投資に励んでいた方はかなり資産価値が上がったのではないでしょうか。良いですね。

さて、皆さんはと一戸建てとマンション、どちらがお好きでしょうか。
最近やたらマンション関係の話をTLで見かけるような気がします。

修繕積立金や、今なら「謎の水装置」問題でしょうか。

この問題、かなり根が深くて興味深く読ませて頂きました。

通常は特別決議(この問題は普通決議かどうかは明確にされてないのですが)で共有部分を変更、つまり謎の水装置をマンションに導入する場合は「区分所有者数の4分の3以上」かつ「議決権の4分の3以上」の賛成が必要なのです。
まあマンション住民の大部分がきちんと「ほぼ出席して(委任状、議決権行使も出来ますが面倒なためあまり現実的ではない)」賛成しないとダメだよってことです。

しかし共有部分の変更に限りこの議決要件を管理規約で「区分所有者数の過半数」かつ「議決権の4分の3以上」の賛成にまで緩和することができます。

つまりですね、初めから管理規約でそういう企業的な癒着に利用するってことが色々と管理規約で定めることは不可能ではないということです。

じゃあそんな管理規約なんて撤廃すれば良いじゃないか、ということですが、この管理規約の設定・変更・廃止は同じく特別決議で行われるのですが、緩和処置なし。つまり、誰かが優位に立てるような規約を初めに作ってさえしまえば、住民全員が一致団結しない限り難しいということです。まあほぼ不可能です。辛い。

弁護士や隣接法律専門職の人間が家族に居れば良いのですが、まあ素人なんて簡単に騙されます。説明しろっていうのは法で義務付けられているのですが普通見ませんよね。
ポイントカードやWEBの登録なんかでここらへん見るのはとても好きなので「うわーこれはないわー」というものもあります。

そういえば以前、ボードゲームイベント製作サイト「ボードゲーマーズ・ハイ」の利用規約で主観を出来るだけ除いてちょっとした言及をしたこともありましたね。

「ゲムパ」&「BOARD GAMER'S HIGH」で登録・イベント作成を比較してみた!
ということで前回のボードゲームイベントカレンダー「ゲムパ」「BORDGAMERSHIGH(ボードゲーマーズ・ハイ)」からボードゲームイベントを考えるからの続きで、実際に登録からイベント作成までを行ってみました。 まずはBOARD GAMER...

まあアレですよ、マンションならそこらへんの問題を全部取っ払う定期借地物件(期間後は全て更地にするというスタイリッシュ物件!)が良いですし、投資目的ならもうオリンピック後が良いと皆さん言われてますよね。

さて、かなり余談が過ぎましたがこれくらいがちょうどいいです。

なぜかって、説明するところが無いくらいこのドリームホームが簡単なためです笑

簡単で楽しく夢のマイホーム!

システム

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予め決められた全プレイヤー共通の固定の目的を目指して、スタPから部屋タイルを取り得点を競うボードゲームです。
ドリームホームなのに自分の理想を目指すわけではないという笑
2階全部寝室とかにすると失点です笑

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さて、勝利点は2種類のセットコレクション(屋根と部屋)と部屋効果の得点で決まります。

以下の3フェイズを繰り返します。

 スタPから時計回りにカードを取る

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部屋を構築する部屋カードと屋根の2枚1セットか次のスタP+部屋カードを取ります。

カードの配置

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獲得後は即座に部屋カードを配置していきます。
特殊効果の資材カードというのがあるのですが、これは場外に配置します。
マイホームは3階建てなので、先ずは1階もしくは地下にカードを配置する必要があります。
また、カード自体にその部屋の完成枚数が記載されており、完成された部屋の隣には同じ種類の部屋を置くことはできません。

このような条件で部屋を配置していきます。
屋根は裏で配置します。自分も相手も覚えなければなりません。
屋根は全て同色で得点がガツンと入ります。

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これらを繰り返して全12ラウンドを終えてゲーム終了、得点計算です。

感想

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すっごい簡単。
最近簿ボードゲームにしては珍しく、プレイしてしまえば記載の30分より短い15分で終わる時もあります笑

おそらく小さなお子さんとも遊べるような設計のために、屋根の「記憶」というシステムを軸にパーティーチックに仕上げているのでしょう。

これなら大人から子どもまでたくさんの年齢層で楽しめそうなのはgoodですね。

システムも短時間ゲーですからそこまでの重いジレンマもなく、シンプルでスッキリ終わるし満足です。まあ相手の邪魔をしている暇もあまりないですし。

あとはちょっと値段がどうなのかなと。
15分で終わるし、コンポーネントも少ないし。
企業からの発売で4500円かあ・・・うーん、というところはありますね。量産できなかったのかなあ。

絵柄もキュートなので、女の子がいるご家庭だと喜ばれそうです。

Amazonより安い価格(中古のボードゲームや新品等)で売っていることもある駿河屋もお薦めです。ホビー/グッズ販売 通販ショップの駿河屋

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