ドイツゲーム賞2017
ドイツゲーム賞はドイツ年間ゲーム大賞とは異なるボードゲームの代表的な賞です。
ドイツ年間ゲーム大賞は企業運営側によって受賞が最終選考されるのに対して、ドイツゲーム賞はオーディエンスによる完全投票選出であり、インターネット等を利用して順位が決まります。
ドイツ年間ゲーム大賞は一般ウケしやすいボードゲームが選ばれる傾向にあり、逆にドイツゲーム賞はゲーマーズゲームが多く選出されているようです。
このため中にはドイツゲーム賞に重きを置いて購入する方も多くいらっしゃいます。
今回特におもしろいのはドイツゲーム大賞と年間ゲーム大賞の比較です。
いくつか年間ゲーム大賞でもノミネートされて重なるものもあれば、そうでないものもあります。
アグリゴラで有名なウヴェ・ローゼンベルクによる「オーディンの祝祭」を越した2位のグレート・ウェスタントレイルは注目すべき作品です。
年間ゲーム大賞で影響を受けてドイツゲーム大賞で順位が上がるということは想像に容易いのですが、本作はノミネートされず、そしてそれを物ともせずドイツゲーム賞では堂々の2位となりました。
1位:テラフォーミング・マーズ
2位:グレート・ウェスタン・トレイル
年間エキスパートゲーム大賞として推薦されたが受賞ならず
私の好きなアレキサンダープフィスターの作品です。
日本語版が既に発売しており、次回レビュー予定。
前回は「モンバサ」が見事1位を獲得した新進気鋭のデザイナーです。
3位:オーディンの祝祭
アグリゴラで有名なウヴェ・ローゼンベルクによる超ゲーマーズゲーム。
4位:大鎌戦役
キックスターターより人気を博した作品。
5位:ファーストクラス
6位:キングドミノ
年間ゲーム大賞
日本語版が既に発売しており、老若男女遊べる傑作と言っても過言ではないでしょう。
15分でゲーマーズのジレンマを味わえる本作は秀逸。
6位:北海の侵略者
年間エキスパートゲーム大賞
7位:フルーツジュース
アークライト社より日本語版が発売開始予定。
8位:キャプテン・ソナー
推薦されたが受賞ならず
9位:マジックメイズ
年間ゲーム大賞
10位:エルドラド
ドイツキッズゲーム賞
キッズ大賞:アイスクール
ドイツキッズゲーム賞
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