はじめに
当日は曇りで風も気温もちょうどよく、晴れではりませんがなかなかのゲムマ日和でした。
今回は会場が東1東2で合わせて約17,000㎡です。
前回の東7,8ホールの合計が14,760㎡
東8ホールはTRPGの会場として運営されておりました。
そのため人数が集中していたのは東7ホール(11,680㎡)になるので、実質会場はかなり広くなったと言えるのではないでしょうか。
そうそう、前回はTRPGブースが離されている形になっており、「孤立している」としてこのブログでも指摘していましたが、今回は横につながっているためにそのような印象は受けませんでした。
こちらについてはゲームマーケットのカタログの運営コメントから、その改善について記載が御座います。
会場内
広々とした会場です。
まずは中央ブースのネコ将棋バトル。
こちらは大人からこどもまで楽しめる将棋のカードゲーム版。
近くにはどうぶつ将棋や、子どもたちが遊べるボードゲームの特集であるこどもゲームコーナーが組まれており、お子さまを含んだ家族連れが増えたことがわかります。
ボードゲーム子どもブース組まれており、お子さまを含んだ家族連れが増えたことがわかります。走り回る子どもたちがチラホラ居たり、館内放送では「迷子のお知らせ」のアナウンスがちょっと多いなあと感じるくらい流れていたような気がします。
子どもたちの対応については次回の課題になりそうですね。
このときスタッフに方に聞いたところ、会場は3000人から4000人程の行列とのことでした。昨年より100人以上増えたかな?
10時の案内と伴にいっせいに皆さんお目当てのブースへ。
先ずはローマの力
相変わらずの素敵な笑顔です!
本作から4人プレイシステムを導入したことにより、一層ゲーマズに近いゲームとなりました。
詳しくはレビューしております「もっとローマの力を!」
上記を御覧下さい。当日に全て完売したようです。
他ブースでは行列が出来ている弱者の剣/逆臣の炎が目立ちました。
絵本のような暖かみのあるカードゲームを作りたい!という目標でクラウドファンディングが行われていたボードゲームです。
酒魅人 〜しゅみじん〜もかなり並ばれておりました。
昨年の大賞となったittenのTokyo Highwayも長蛇の列が。
ナショナルエコノミーメセナも並んでおりましたが量産されておりましたので予想よりはそこまで多くはなかったかな。
猫と死体と12人の容疑者も盛況のようです!
https://sake.saloon.jp/cats-and-dead-and-12-suspects/
相変わらず大きいオインクゲームズのブースです。
ロロステでは新作の販売そしてインホテップが3000円!?
裏では新装版としてブラフ等の試遊が行われておりました。
ウサギ帝国を率いるショーナンさんも2作品を元気よく販売!
テーブルレスとして話題の「はないちもんめ」もなかなかの人だかりです。
Open circleからの新作 まーちゃんだいず・まーけっと
試遊しておもしろかったので購入。後日レビューします。
楽園の方舟!
コンポーネントが豪華で満遍なくおもしろいシステムで構成されてます。
なんて良さを伝えればいいか製作者さんとお話。
委託はされていないので次回ゲムマでも販売予定とのこと!
Twitterで話題のダイソー販売のチェーン付きのものを切断したメタルダイス。
なかなかの重量で使えるかも・・・と思いましたがなかなか均一的な目にならないようです・・・。
大好評BABELは新版と旧版の2つで販売!
発売当時からお話は聞いていたのですが、旧版は土台の切り込みなども全て手作り。
そのため旧版の方がお高めです。
新版は土台の厚みが増してより、バランスゲームとしてさらに精密にプレイ出来るようになりました。
通常のWEBカラーコードと抵抗器のカラーコードの「かるた」です。
ある種の狂気しか感じませんが、購入。
見た目に反してゲーマズゲームのゴリ夢中。
こちらも早々の完売です。
今回のゲームマーケットでは間に合わなかった作品・・・名前をど忘れ。
次回購入予定!
マギアルマも人気で試遊卓には常に人がいらっしゃいます。
ドヤ顔で製作者といろさん。
当日にはダンボールが届かなかったり、製品版のコンポーネントが青色でなく水色になっていたりとお話を頂きました。
有料になりますが60分でTRPGを味わえるTRPGフレッシュフェスもなかなかの反響。
スタッフの方は「予想以上の反響で驚いている」とのこと。
TRPGの人気は徐々に上がってきているようですね。
ライブアクションロールプレイングも非常にたのしそうでした。
ボードゲームライトニングトークではアントワーヌ・ボザ氏も参戦。
こちらに関しては、得点等にして一般の方もどしどし参加出来るような環境でも楽しそう!と感じました。
ケーキバイキングも当日には完売とのことでした。
販売時のリボンがかわいい!
コロウラも人集りが絶えず、子どもから大人まで楽しまれておりました。
ルールの達人
購入しようと思っていたら残念ながら完売。
もっと早めに買えばよかったあ。
今回気になるのは化石鉱脈。
ぜひともプレイ後にレビューしてみたいと思います。
台湾のボードゲームブース
おもしろそうな作品がたくさん!
箱庭鉄道、気になります。
猫と死体と12人の容疑者も完売。
皆さん楽しそうに推理されており、外から見てても楽しそうな様子が伝わります。
ロペたちも応援。
そしてイアルへの道
大箱となるボードゲームで、初心者と上級者が一緒に楽しめる作品。試遊ブースはじっくりプレイされておりました。
絵柄が大好きな「果実の収穫 〜THE FRUIT HARVEST〜」ですが、今回から魔女カードが追加されたとのことで楽しみです。
最後に
ゲームマーケット2017年春の雰囲気は伝わりましたでしょうか。
今回からボードゲームライトニングトークやライブアクションロールプレイングも加わり、たくさんの試みがありました。
2017春の来場者数は 13000 人とのこと。
体感としては昨年2016年秋と同等かそれより少ないくらいでしょうか。会場が広くなった分、そう感じるのかもしれません。
今回目立ったのは海外の取材陣、そして海外旅行客の方が多くいらっしゃったということでしょうか。
昼ごはんも食べず8時間歩き回っていたために、前年ながらインタビューを行う機会がありませんでした。
次回は事前にコンタクトを取り、お話が出来たらと考えております。
昨年2016年秋のレポートでも取り上げましたが、世界的に注目され初めているゲームマーケット。次回から導入される2日制と、大賞基準の変更。
東京ビッグサイもオリンピック関係で一時的に一部使えなくなり、おそらく青海展示棟が使われるのでしょうか。
このように、雰囲気が少しづつ変化していくのを肌で感じた2017年秋のゲームマーケット。
雰囲気を変えているのは出展者側もそうですが、やはり来場者の客層が若い方を中心に増え始めていることが大きな要因の一つなのではないでしょうか。
次回、秋のゲームマーケットはどのようになるのか。
今春のゲームマーケットでの課題は今後の方針に大きく影響を与えそうです。
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