ゲームマーケット2016秋 新作「ケーキバイキング!」ボードゲームのレビュー・感想です。
実プレイ時間:10分(インストは別途5分)
プレイ人数:3-6人
推奨プレイ人数:6人
難易度:かんたん!
ゲームデザイン: 久遠堂さま
想定価格:2000円
プレイ記
「なにこれ!可愛い!欲しい!」
女子大生の鈴木の第一声。
そうそう、これは製作者の久遠さんが最初にパッケージを見て女子にそう言ってほしい、と思って作ったそうだよ。
いきなり思惑通りの反応笑
ケーキバイキングは皆んなで美味しいケーキを食べよう!ではなく、ケーキを無理矢理食べさせて太らせてしまおうというパッケージとは裏腹に何とも黒いゲーム笑
手札からケーキをあげて同じカードが2枚になったらそれを捨てる、というより食べたことになっちゃう笑
しかもカードがそのままリアルなカロリーが表示されていて笑
このカロリーが多いひとが負けで、食べ過ぎになる笑
ラウンドが終わったらさらにカードを引くんだけれど、イベントカードがある。
ランニングしてカロリーを消費ししたり、すっごいリアル笑
最近ボードゲームをはじめたばっかりのボードゲーム女性代表の”ナッツ”
「肉ばっかり食べって検診に引っかかったの思い出した笑」
「え、肉ばっかり食べて検診ってひっかかるの?笑」
ナッツがたくさんカロリーの高いケーキを持ってそうで、カードを渡していじめる二人 笑
ナッツひとりに集中攻撃 笑
「いやだああ笑」
「誕生日プレゼントをもらって笑」
食べた内容を見ていくとナッツの物語が出来ている。
「失恋したからモンブラン食べまくり!!笑」
酒飲むと最高に思い白い笑
食べればその分得点になる男子会もあります。
ナッツ「お酒呑みながらだと最高に面白い。手軽にできてイイね!」
鈴木「女子会でも良いし、合コンで男の方が持ってきても良いかもしれない。」
製作者 久遠さまインタビュー
「はじめはtrpg関連ののグッズを作っていたんです」
もともとデザイナーとして、これあったら良いのになんでないんだろう?
例えば、「クリティカル祈願」のお守りとか、KP用のTシャツ、普段でも着れるようなもの。
そんなこんなでクトゥルフ用のグッズを販売していたときに、円形のトランプを見た。
「この形ならケーキだともっと可愛いのに」最初はなんかそれだけだともったいないなあと、思っていただけ。
あるとき、それならそれでボードゲームを作っちゃおうって笑
デザインだけなら可愛いだけで終わるけれど、ボードゲームなら可愛いくて遊べる。
「このパッケージも可愛いですよね」
そうそう、これ実際ケーキ屋さんでモンブラン用だったかな?で使われてた箱で、お願いしてボードゲーム用として使ったんです笑
マスキングテープで留めて、とにかく女子にウケてもらろうと笑
ガチガチのボードゲーマーよりも、たくさんの人に気軽に遊んでほしかった。
女子は可愛かったら手に取る、可愛いは正義 笑
「笑」
こうやってボードゲームが広まってほしい。
まだ、そういう若い層というか、お洒落大好き!古着好き!みたいな顧客層って少ない気がして、開拓の余地がある。
ボードゲームを広めたいっていうのはきれいごとかもしれないけれど、結局それが巡り巡って自分の仕事に繋がったりしてくれるんじゃないかなと。
「うんうん」
私はウノみたいな感じで遊んでほしい。合コンとかでも使ってほしい。
ボードゲームをやったことない人に、是非手にとってみて遊んでほしいんです!
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