んーオモシロイ!w
けれど犬や恋人、ロケット火力など内容に整合性が取れないし、辻褄合わないところもありますがそこはアクション映画として割り切れます。
純粋にヴェノムが可愛すぎて「最も残虐な悪が誕生する」というキャッチコピーで期待してたものと異なります。
原作のストーリー情報だけ見て、映画内容を全く見ずに付けたキャッチコピーでしょう。ひどいなあ。
今回のヴェノムのストーリーはスパイダーマンが登場しません。
原作ではスパイダーマンに誤報を摘発されたジャーナリストが逆恨みでスパイダーマンの能力をコピーしつつ+ベノムの持つ強靭な力αで敵になるという構図です。
映画版はちょっと違うんですね。
ストーリー
今回の主人公は傲慢ですが正義感の強いジャーナリストです。調子に乗って他人に迷惑をかけながら、正義を行使するのですが、結局周りを見ずに自分勝手に動き回ったことで職も恋人も失います。
そこへ助けてほしいと研究者から依頼を受けます。
地球外生命体を人体実験で人間と融合させている、という事実を口外して欲しいという依頼です。
これを受けて研究施設へ侵入するんですが、敵に見つかりその地球外生命体に寄生されます。しかしその御蔭で強靭なスピードとジャンプ力を発揮して逃げ延びます。
ヴェノム可愛い!
そこから寄生体のヴェノムとの共同生活が始まるんですが、可愛くて仕方ありません。
寄生虫って言うと拗ねるし、あれ食べちゃだめ?って聞いて「だめだよ」って言うととっても素直に「わかった!」とか、「お腹空いたよ~」とか、もう寂しくないですね笑
そしてヴェノムを採取した研究施設のリーダーもヴェノムの仲間に寄生され、「人間は悪であり排除する」ということで意見が合致。
主人公とのバトルになるのですが、相手はヴェノムより格上の寄生体らしくヴェノム自身も「10%でしか勝てない」と言います。
なんでヴェノムは主人公の味方になったかと言えば、主人公に寄生することで正義感が移植されたことと、ヴェノム自身がいじめられていたようで主人公に深く同調したことによる感情の変化でしょう。
そのため主人公との親和性がとても良く、通常よりも強靭なパワーで挑めているようです。
この世界にヴェノムとその主人公だけしか居なければ、「俺たち最強!」ってわけで、戦い勝つのですがヴェノムは主人公を守るために炎に焼かれ海の藻屑に。
「さよならだ」というシーンが今思えばうしおととらを思い出して、なかなか涙腺が緩みます。
エンドロールの最後に
この映画、エンドロール後も映像があるのですが
最後に出てきたのはヴェノムとスパイダーマンの最大の敵であるキャラですね。
これはスパイダーマンとの共演を示唆するものかもしれません。
まあ辻褄が合わないところもありますが、いわゆるアクション系の映画として見るのであれば大変良い作品で、10分以上行われるカーチェイスは大変魅力的です。
総じて良作!
コメント