手軽に堅い収穫ゲームを!「オー・マイ・グーッズ! (ロイヤルグッズ)/ Oh My Goods!」

IMG_7930

  • 5/10
    運 - 5/10
  • 6/10
    戦略性 - 6/10
  • 5/10
    コンポーネント - 5/10
  • 7/10
    テーマ性 - 7/10
  • 6/10
    インタラクション - 6/10
  • 6/10
    プレイアビリティ - 6/10
  • 7/10
    プレイ頻度 - 7/10
6/10

抜粋のみを表示

総プレイ回数:2
実プレイ時間: 50分(インスト15-20分くらい含まず)
プレイ人数:2-4人
推奨プレイ人数 :4人
お気に入り度:
お酒との相性:
皆で共感できる運試し要素があり、お酒の相性良い!
難易度:Lv.3
日本語化:不要
ゲームデザイン:アレクサンダー・プフィシュター。「ポート・ロイヤル」、「ブルームサービス」、「モンバサ」で人気のA.プフィシュター、イラストは「アグリコラ」シリーズのK.フランツが担当。
想定価格:1500-1600円

Sending
スポンサーリンク

テーマ

プレイヤーは中世ヨーロッパの職人です。
日の出とともに資源を探しに行き、日没とともに創作活動に励む毎日です。
道具、樽、鉄、ガラスなど幅広い製品を創作していきましょう。
資源を求め、創作のための建物を建設し、助手を雇い、効率よく製品を創作してゆく・・・。

本来は2015年冬のゲムマ後に先行発売されたものをプレイ済でしたが,2016年1月頃にルール改変もあり3月あたりにリプレイ。

システム

IMG_7933

拡大再生産!!拡大再生産!!
今流行りの拡大再生産システムを搭載したゲームです。
拡大再生産とは今ある初期資源から投資を行い、その投資によって資源が増幅します。
資源が増幅することにより、今まで出来なかった資源の増幅方法が増えて、さらに自分好みの計画を立てていくことができる、生産においての箱庭的システムです。

このゲームの面白いところは、本格的な拡大再生産を味わいつつ、ひたすら祈るところが面白いのです笑
祈る、については後述致します。

各カードは1枚で「資源」、「建物」、「商品」の3つの機能を持ち、内容物は110枚のカードだけで完結するのがしゅごい・・・。持ち運び便利。

準備

プレイヤーには初期資源として「炭火焼き小屋(生産場)」と「ワーカー」カード、手札5枚と炭(お金)7枚が配られます。
炭火焼き小屋カードの必要な資源内容がそれぞれ異なりますので、プレイヤーは最初の指針として、最初のこの必要な資源を手に入れるように行動します。

ワーカーカードは男女が描かれておりますが、特に意味は有りません笑
サマリーとしても利用が可能です。

ゲームは4フェイズ1ラウンドで行われます
大きく分けるとするならば、「午前」と「午後」で分けることが出来ます。

午前
1.ゲームの開始時に、各プレイヤーは手札カード2枚を引きます。
このときに今ある手札が気に入らなければ、全ての手札を捨ててその枚数を引くことが可能です。手札の枚数分だけ引き終えたら、通常とおり、2枚引きましょう。
※山札から3枚引くことが出来る建物Marktamt(市場)の効果は、手札が3枚以下のときにしか発動しませんので注意して下さい。

 

IMG_7940
2.共通の山札からカードを公開します。
カードには資源アイコン(綿、小麦、石等)が記載されていおりますので、それが今回建物の生産で利用できる資源になります。
このカードには太陽のアイコンが描かれているものと、描かれていないものがあり、太陽のマークが2枚出たらカードの公開がストップします。
つまり、最高で2枚までしかカードが公開されない、ということになります。

3.公開されているカードの情報を基にこのラウンド中にワーカーが建設する建物にワーカーカードをセットします。建物は獲得した資源を全て売り、そのお金で建物を建設することも出来ます。

IMG_7932
ワーカーをセットするときに「働き者」と「怠け者」を選ぶことが出来ます。

「働き者」カードをセットしたとき、記載されている資源が全て揃えば製品を2つ生産することが可能です。
「怠け者」カードをセットしたとき、記載されている資源が一つ少なくても製品を1つ生産することが可能です。

このセットが午後からのゲームに大きく関係するのです・・・
午後
4.2と同様に共通の山札からカードを公開していきます。
そう、同様の方法でカードを公開するのです。
つまり、働き者カードでワーカーをセットした場合に資源がいくつか足りない場合は祈るのです。祈るのです・・・。

 

IMG_7937
「小麦~小麦出て~!!」
1枚目の太陽カード「ニコリ」
ほぼ全員「ぎゃあああああああ」
さらに何枚カードがめくれて・・・
「あと一枚小麦が出れば・・・!!」
2枚目の太陽カード「ニコリ」
一部の人「うわあああああああ」

となるわけです笑

 

 

午前と午後の資源マーク、ワーカーを配置した建物で物品を生産し、足りない資源は手札から出すことが可能です。
ここで「チェーン(連鎖)」システムがカード毎にあり、手札や資源を消費することによりさらに製品が創作できたり、置いてある資源を移動させて生産時に有効活用させたり、高価な製品と交換したり出来ます。
このチェーンシステムを好きなように組み合わせて、自分のプレイスタイルに合わせて、効率よく製品を創作していくのです。
※このとき場に出したのにもかかわらず建築できなかったカードは手札に戻ります

IMG_7936
その後「アシスタント(助手)」を雇うことが出来ます。
アシスタントを雇う権利順で雇用していきます。
雇ったときに即座にどの建物で働かせるか決めましょう(自由に動かすことはできないので、ここはけっこう慎重に行います。)。
アシスタントは使用することに賃金(2金)が発生します。
※1ラウンド中に建物の建設と助手の雇用の両方を行うことはできません。ただし、前ラウンドで助手を雇っていたとしても、助手は何人でも雇用できます。
8件目の建物を建てたプレイヤーがいたら、次のラウンドでゲームは終了します。

建物カード右上の勝利点と助手の勝利点の合計が最も高い人の勝利です!
※8ラウンド目に当たる最終ラウンドに限り、すべての建物で、そのラウンドに生産を行っていなくてもチェーンは自由に行うことが可能です。

感想

ノーインタラクションの生産拡大ゲーム!
だけれどぜんぜんノーインタラクションではありません笑
「資源」の公開時に皆が太陽に一喜一憂する場を共感するのはとても愉しいですし、他の人のチェーンを参考にしながら「こんなこともできるのか」や「これはこうしたほうがいいかな?」なんて聞いたりすることが出来ます。
結局は太陽に左右される運要素の高いゲームなのですが、かえってそれが生産拡大ゲームを皆で共感しているのがとても心地いい!!
よくこのカードだけでここまでのシステムが構築できたと、もう大満足です笑
持ち運びも便利ですし、こういったアグリコラや祈り働け、サンファン等をまだやったことがない人に是非お奨めしたいですね。

しかも現在Amazonや駿河屋で1400円台(2016/07/13現在 1300円以上は送料無料)で販売されているのでコスパが非常に高いです。

この手軽さでこの楽しさ。
しかもコスパ最高。
ボードゲーム好きなら一つはあっても良いんじゃないでしょうか!


[オー・マイ・グーッズ!]で検索→ホビー/グッズ販売 通販ショップの駿河屋

 

その他便利なもの

オーマイグッズの相関図を公開されている有志が居られました!

コメント


Notice: Trying to access array offset on value of type null in /home/jazzing/www/sakesugoroku/wp-content/plugins/amazonjs/amazonjs.php on line 637