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実プレイ時間:15分(インストは別途5分)
プレイ人数:2人
推奨プレイ人数:2人
お気に入り度:
お酒との相性:
難易度:Lv.2
日本語化:不要
発売年:1999
ゲームデザイン:Reiner Knizia
想定価格:2000円
はじめに
ライナー・クニツィア作のアブストラクトゲームです。
立体的な造形をテンポよく建築しつつ、ちょっとした特殊アクションが程よい刺激になり最後まで飽きがない。
アブストラクトが苦手な方でも是非お薦めした作品です。絶版だけれど。
テーマ
香港の建築ブームはさらに加速していき、25区画の新しい区域が開設されました。
あなたは相手より多くの建物を建築することが出来るでしょうか。
目的
ゲームの目的は対戦相手より多くの建物を建築することです。
建物はその上にあるブロックの色でどちらのプレイヤーの建物かが区別されます。
相手が建てている途中の建物に自分の屋根を置いて強制的に自分のものにするという荒業も可能です。というかそんなのばっかりです笑
持物
2色40個の標準ビルディングブロック
2色10個の高速ビルディングブロック(真ん中に白丸がプリントされています)
2色10個の屋根
システム
先手のプレイヤーから開始し、プレイが交互に進行していきます。
手番プレイヤーは次のいずれかのアクションを選択します
•1つのビルディングブロックを配置する。
•1つの屋根を設置する。
•1つの高速ビルディングブロックを配置し、その後に標準ビルディングブロック1つを配置する。もしくは、1つの高速ビルディングブロックを配置し、続いて屋根を配置する。
5つある高速ブロックを利用した場合、プレイヤーはゲーム中に2回連続してプレイすることが可能です。
これによりテンポが早くなるのもそうですが、相手に対してどこで利用するかチキンレースにも似た読み合いが発生します。
ブロックを置くときは、以下のルールがあります。
・ブロックの一番上にある色でそのブロックが誰のものかが決まります。
•スタートプレイヤーは最初のターンでは中央に置くことが出来ません。
•プレイヤーが高速ブロックで2ターン利用する場合、同じブロックの上(2階になる)か2つのプロットに配置することができます。
・ブロックの上に屋根を置くことが出来ます。
•空のプロットにいきなり屋根を置くことができます。
•屋根の上には何も置けません。
•建物の最大高さは5個です。
•プレイヤーは常に自分のビルディングブロックの上にブロックを置くことができます。
•相手のビルディングブロックの上に置くには、隣接する自分の建物がそれより高い建物である必要があります。
・ブロックは屋根より高いと判断されます。
例えば
屋根緑
赤 緑a
緑 赤a
————-
この場合緑aの上に赤ブロックは乗せられません。
赤屋根なら同じ高さと判断されるので乗せることが可能です。
ゲーム終了
ゲームは2つのいずれかで終了します:
1.ターンの終わりに、25のすべてのプロットが占領されているとき。
2.ターン終了時に、すべての標準的なビルディングブロック(必ずしもすべての高速ビルディングブロックではない)とすべての屋根が使い果たされるとき。
より多くの建物を管理しているプレイヤーが勝利します。
両方のプレイヤーが同じ数の建物をコントロールしている場合、センタープロットで建物を建築しているプレイヤーが勝利します。
感想
自由にブロックを置いて建物を作るんですが、中盤からヨコドリが発生し、高速ブロックを使うかどうかの選択を迫られたりと、これだけシンプルなのに対人の面白さが凝縮されたプレイ感で愉しめます。
どうしても取られたくないプロットには初めから屋根をひょいっと置いたりと、単調にならずに最後まで飽きがない。
プレイ時間も15分と短くちょうどいい。
うぎゃー!と相手に言わせる展開が始終続くので、アブストラクトは苦手と言う方にも是非オススメしたい作品です。
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