さて、2016年春ゲームマーケットが終わり数日が過ぎました。
今回新作として購入し、プレイしてみた同人ボードゲームのレビューを書いていこうと思います！
余談ですが今回はあまり時間がなく、テストプレイをせずにほぼジャケ買いでした！
まずはじめにご紹介するのは「後宮下克上記」です。
プレイしてみての感想は素直に面白い・優等生だなーと感じました。
ゲームバランスが充分に整っており、かなりの頻度でテストプレイを行ったのではないでしょうか。
また、テーマ性もよく権威を奪った妃達（公開情報）は警戒心と敵意（不利な効力）を持たれる、といったゲーム設定にもセンスを感じます。
但し、ルール説明がやや難しく、内容を「かなり」よく理解していなければ序盤で負け確定がありえます。非常にシビアゆえの面白さはありますが、ゲーム終了まで楽しさを理解できずに終わることが多々ありそうなのがちょっぴり残念です。
ラウンドごとにカードを1枚捨てるのですが、終盤はやることが全員決まっている（不利な効力によってプレイの強制になる）ために1枚だとゲームが終わらずかなりだらけてしまいます。
そのため捨札はラウンド×枚数として行いました。もう少し重ねてやれば捨札がなぜ一枚なのか、パワーバランスのためなのか、といった意味が見いだせるかもしれません。
いろいろお話致しましたが同人ゲーとしてはもったいないくらい非常に面白いボードゲームでした。
「チェーンソー男」
作者さんすみません、一番初めは「これ誰も買わなさそうだし、B級映画チックだから試しに・・・」と思い購入しました。
・・・結果、「これ面白いぞ・・・！？」と良い意味で見事に期待を裏切ってくれました！
もう絶対このパッケージの絵柄のインパクトがB級過ぎて損してますよ！笑
コレ面白いんです、システムがよく出来ている！！
ネットでも全く情報が出てこない同人レアゲーと呼ばれる部類ですが、これパーティーゲームとして本当に面白い。
ルールも準備も非常に簡単。
カードをシャッフルしてデッキを置く。
そしてチェーンソー男のカードをデッキの一番下に置く（3人の場合は異なる）。
カードを一枚ずつ配り、手番ごとにカードを1枚を使用（使用しなくても良い）して必ずカードをデッキから一枚引く。
「チェーンソー男」のカードを引いたら「絶体絶命（負け）」状態となり、初めからやり直す。
次回も同様に負けたらそのプレイヤーの負け。
いやあ、簡単です！
しかし！
カードの効力が大変いやらしい笑
「デッキの順番を入れ替える」や「チェーンソー男のカードを引いたら即負」や「ドローフェイズを飛ばす」「手札を入れ替える」など、あの手この手で他プレイヤーにチェーンソー男を引かせようと皆であくせくするのです笑
んーこれは是非皆に紹介したい同人ボードゲームの一つですね！
おお、パーティーゲームですね！笑
ルールも簡単でさくっと終えます！
簡単に言うとコヨーテの簡易版でしょうか。
オーバーを宣言するか、カードを渡すかを選ぶことが出来ます。
使用するカードの枚数は片手で足りますので、「賭け」を行うタイミングが必ず訪れま
シンプルで面白い！反面、ルールひねりがボボボボンバー宣言以外はありませんので、どうしても1回で良いかなあと思ってしまいます。
パーティーゲームとしては◎！
他にも消化していない同人ボードゲームもあるので、後編へ続きます！
番外編
「ガイジンダッシュ！」
あの！ドイツ大賞BGGランキング総なめ！花火！セブンワンダーデザイン制作のボザ, アントワーヌ様の新作ボードゲームです！
いかにもゲームマーケットらしい作品でお手軽に遊べます。
反射神経を使うゲームと言えば良いでしょうか。
チップを回す楽しみもあり、みんなで「えいやぁ！」と反射神経を比べてもうわくわくのどギ・・・えっと、うーん正直なところちょっと私には面白さがなんとも分かりませんでした。バカゲーとしてもパーティーゲームとしても・・・。
価格は2500円。
サイン以外の価値を見いだせず・・・。
チップはプライムポーカーのコインにシールを上貼りです。
くるくる回るチップは机からはみ出して飛んじゃいますし・・・。
たぶん私が期待しすぎたせいなんです。
「手軽でおもしろい！」「ゲームマーケットを理解している！」なんて感想を見つつプレイでしたが。ううむ。
「こんな感じも良いんじゃないか」と思えればやっぱり面白いゲームなのですが、私が期待し過ぎたからだと思います。
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