様々な惑星を開拓してこの宇宙を統治せよ「テラミスティカ:ガイアプロジェクト/Gaia Project」ファーストインプレッション

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はじめに

テラミスティカが好きです。
出かけるときは本を読むか、アプリ版テラミスティカをやったりもしています。
本作はそのボードゲーム、テラミスティカのシステムをベースに作られた作品です。
実はテラミスティカの記事は去年から書いているのですが、思い入れが強いためか修正に修正を繰り返して膨大な量で保留になっております。

本ブログをお読みの方はお分かりいただけるかと思いますが、オーディンの祝祭やシヴィライゼーション、アナクロニーを超えた量なので読み返しての修正も大変です笑

さて、そのため今回のガイアプロジェクトのレビューはファーストインプレッションとして極力まとめた(端折った)ものを記載していこうと思います。
説明に不足やミスがあるかもしれませんがご容赦下さい。

未だプレイ回数も少ないことから、リプレイも兼ねてレビュー記事は次回改めて追加します。テラミスティカを未だプレイしていない方にもどんなゲームかイメージ出来るように説明していきたいし、テラミスティカとの比較もちょいちょい入れます。

システム

PB122259.JPG  このボードゲームは惑星を開拓して自身の同盟国を広げつつ、研究の成果等から様々な得点方法から勝利点を得ます。
各個人ボードにはそれぞれ種族が異なり特殊効果を持ちます。

フェイズは4フェイズで構成されております。

収入フェイズ
ガイアフェイズ
アクションフェイズ
ラウンド終了フェイズ

収入フェイズ

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個人ボード上の手のひらのマークが「見えている」ものの資源を収入として得ます。
画像では全部見えてしまっておりますが、ここに建てられる建築物が置かれます。
つまり、建物を建築するとそこに空きが出ますので、その空きが出るとそこに記載された資源を得られるというわけです。
あの資源を得るためにはこの建物を建築しなければならず、かといってその資源がなければあの建物は建築できないといったジレンマを生み出します。

ガイアフェイズ

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ここがテラミスティカと異なるものですね。
テラミスティカで言うところの魔力に新たなエリアが加わります。

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個人ボードにパワーサイクルエリアというものがあり、まあここにあるパワーは便利に使える資源なのですが、使うためにはそれなりの条件があるというものです。
このフェイズでは先ずパワーサイクルのガイアエリアからパワーをⅠに移動させます。
そしてガイアフォーマー駒を置いている場合、そこをガイア惑星とすることが出来ます。

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惑星の開拓がメインとなりますが、通常の方法では開拓出来ない惑星があるので、ガイアフォーマー駒を置いてこのフェイズで自分のガイアエリアとします。
ガイアエリアにはマジョリティボーナスが1位-3位まであるので、自分のガイア惑星を多く習得する必要が出てきます。
マップ上にある緑のガイア惑星とガイア惑星に変換する紫の惑星をみんなで取り合うようにゲームが進行します。

アクションフェイズ

9つのアクションとフリーアクションで構成されます。
最初は何のアクションをしようか迷う方もいるでしょう。

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しかしながら実はラウンド終了後のボーナスが各ラウンド毎に設けてあるので、これを小目標指針にすると良いかもしれません。
例えば鉱山の数ごとに1点、というものがあればとりあえず鉱山をたくさん作るのも良いでしょう。
そして、パスを選択したときに受け取る個人ボーナスもあるのでそちらも指針となる場合があります。

以上の小目標を中心に進め得点を得つつ、ゲーム終了後のマジョリティボーナスである「ガイア惑星に入植している数」と「各宇宙域に点在する数」の1位を目指してプレイしていきましょう。

テラミスティカとの違いは都市化(街を作る)は自然発生するわけではなく、アクションとして消費する必要が出てきました。

鉱山の建設

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惑星を開拓しつつ鉱山を建設します。
自分の移動の範囲内にある惑星に建設が出来ますが、その惑星が自分の惑星と同じものか、異なるものかによって必要な資源が異なります。
自分の住んでいる惑星と同じ惑星なら、もちろん開拓は必要なく鉱山を建てる資源分だけでOKです。

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しかし、自分の住んでいる惑星と異なる惑星の場合はテラフォームするのに資源が必要です。
変換(テラフォーム)が1回必要なら3鉱石(はんぺんもしくは豆腐と呼称)+鉱山建設の資源
変換(テラフォーム)が2回必要なら3鉱石✕2+鉱山建設資源が必要となります。

種族によって住む惑星が異なりますので、テラフォームするものに得意不得意があります。
テラフォーム出来る惑星が近い種族がいると、先に惑星が占領されてます。
かといって自分の不得意な惑星を占領するのは資源が多く必要なためなかなか骨が折れます。
自分が移動できる範囲を増やしたり、テラフォームする資源を減らしたりすることが「研究の進展」で可能です。

テラミスティカとの大きな違いとして、テラフォームのみの選択ができなくなりました。つまり、テラフォームする資源と鉱山が建設できる資源の両方がなければこのアクションは実行することが出来ません。
船レベルと宗教では別でしたがこれがセットで運用することになります
橋の概念もなくなるので、このあたりは明瞭になりました。
また、街を作るときなどで周りが囲まれ、そのエリアが確実に死ぬということも少なった印象です。
土地だけの変換ができなくなったので邪魔立てが出来ず競争がなくなりました。
これは一長一短で、秀でたトッププレイヤーの防止ができなくなったというのもあるし、まあ嫌がらせという風に捉えられる方もいるかもしれない(これもまた良いのだけれど)ものがあまり悪目立ちしないようになったということでしょう。
あとはQICパワーというものがあり、そのおかげですっごい宇宙っぽい移動力を実現した後に遠くの星を開拓できます。ワープ感がすごい笑

あ、あとテラフォーム出来るものを示す表示が円形じゃなくなってとても見づらい。

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よく見たら得点ボードに有りましたね笑

ガイア計画の開始

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次元横断惑星というものがマップ上にあります。
この惑星はこのままだと入植や占領が出来ません。
マーの研究レベルをあげると獲得できるガイアフォーマー駒がある状態で、さらにガイアフォーマー駒を使用できるコストが支払えるものでなくてはならない等の条件が多く存在します。
それならば別に次元横断惑星なんて無視しちゃえば良いじゃん、ということになりそうですが、前述の通りガイア惑星を占領していることによるマジョリティボーナスがあるためにそうはいけません。
次元横断惑星はガイア惑星に変換出来ますので、このボーナスに関与するというわけです。

既存の建築物の改良

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建築物が改良されることで良い感じになります。
えっとですね、鉱山をマップ上に配置すれば収入でもらえる鉱石は増えるわけです。
しかしながらお金も欲しいのですが初期は少ない。
そこで鉱山を改良して交易所にします。
交易所にすればお金の収入が増えるのですが、改良した鉱山は個人ボードに戻るので貰える鉱石の収入は減ります。
そのため自分が今何が欲しいかを見極めながら建設していく必要があるわけです。
さらにお近くの種族の方が建物を建築していると建築コストが安くなったり、お隣さんもパワーを得たりと持ちつ持たれつで殴り合いが出来ます笑

ここが絶妙におもしろい!というのはテラミスティカと同じですね。

また、建築物にはそれぞれパワーがあり、その建築物が特定の条件下で密集している場合は(合計7パワー)は同盟(街及び都市化)になることが出来ます。
同盟にすることによりボーナスタイルが受け取ることができ、これで得点や資源を即時受け取ることが出来ます。

テラミスティカと異なるところでおもしろいのは惑星主府駒を建設時にパワーの収入(ゲーム外からの追加)があるところでしょうか。

これがなぜあるかと言えば、同盟になるためには移動力内で隣接してなければならないのですが、パワーを個人ボードから取り出して惑星のないところに置けば中継基地として「つながっている」ことに出来ます。
惑星同士が隣接したところに鉱山を作るより、遠くはなれたところで作成することが多いため、同盟にはこのパワーをよく使います。

同盟の構築

前述の通り同盟の構築には建物と隣接及びつながっているもの同士の合計が7パワー以上で作られます。
テラミスティカでは自然発生でしたが、ガイアではアクションとして消費します。

研究の進展

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大きく分けて6種類あり。知識トークンを4つ支払うことでレベルがあがります。
1.テラフォームに必要な資源の減少
2.移動力の増加
3.QIC駒の獲得
4.ガイアフォーマー駒の獲得・増加
5.収入の増加
6.収入時知識トークンの増加

それぞれ一番上の3.4.5のマスに到達した時点でゲーム終了時に得点を得ます。
トップの5マスに到達するためには、同盟を築き、さらに技術タイルを習得していること等の条件が課せられます。
しかしながら獲得出来る専用の技術は強いものばかりです。
テラミスティカではここが宗教になっており、1-3位のマジョリティ争いになっていましたが今回は全てのプレイヤーが到達箇所で得点を得られるようになりました。

QICアクション

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パワーを支払うか緑色のQIC駒を支払うことで、様々な効果を得ます。
どうしても特定の資源が足りないときなどに重宝します。

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こちらは全てそのラウンド中で早いもの勝ちのため、相手が何を欲しているかよくにらめっこしながら先読みが重要になります。

特別アクション

ラウンド中1度だけ無償で利用できるアクションです。
QICアクションと似ていますこちらは無償です。

受動アクション

自分の建築物が建っているマスの隣に他のプレーヤが建物を建てたときは,建物のパワーに応じたパワーをもらうことができます。
但し多くのパワーを得る場合は勝利点を減らして習得することになりますので、終盤はお断りするケースがほとんどです。

パス

テラミスティカと同様にいつパスをするかが重要となります。
というのも、パスをすることで他のプレイヤーが利用していないラウンドブースターを得ることができます。
例えば収入時にQICキューブを得たり、パス選択時に建設した鉱山の数ごとに1勝利点を得たりと様々です。
他のプレイヤーが利用中のブースターは獲得できないので注意が必要です。
いつしゃがむかが悩ましいゲームは良ゲー!

テラミスティカとの違いは、選ばなかったものにたいして1金が+されますがこちらがなくなりました。

フリーアクション

個人ボード右下のフリーアクションです。
アクション数には含まれません。

QICキューブを利用することによりワープを+2して遠く離れた土地に向かうなどが出来ます。

ラウンド終了

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ラウンド終了後にラウンドボーナスを加点してそのラウンドを終了します。
全6ラウンドで最も勝利点の多いプレイヤーの勝利です。

感想

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やっぱりテラミスティカっておもしろいんだなあと痛感したのと同時に、
テラミスティカを改良してタノシイ要素をもりもり増やしたのがガイアプロジェクト、と言っていいのではないでしょうか。
テラフォームのみのアクションがなくなったことによる戦略的な阻止はなくなりましたが、その分移動に対して自由度が増えたと感じます。
かと言って考える要素が減ったかと言えばむしろ増しました。
未だ慣れていないだけかもしれませんが、テラミスティカの場合はある程度相手の行動を読み取れるのですが、ガイアはさらにその行動を読むことの振れ幅が増えたように感じます。
その分相手のプレイが読み難く、大変オモシロイ。

どちらが好きかと言えばこれは選ぶことはなかなか難しいのですが、現時点ではガイアプロジェクトの方がオモシロイよ!と言い切ってしまいましょう。
隣接も直接か間接かも視覚的に分かりやすいし、目立つ個人攻撃の要素が緩和されたのはとても親しみやすい。
そしてランダム要素がさらに増したことで、このあたりの改良とは良い相乗効果をもたらします。
そもそもリプレイ性が高いテラミスティカでしたが、さらに向上したと言っていいでしょう。
種族ごとに攻略性はあるかもしれませんが、盤面によるランダム要素が増えたおかげで一概にその「攻略」がはっきりと言えなくなるというのも、実は個人的に良いと思うところの一つです。

とにかく、コンコルディアと同様、五本の指に入るのは間違いないでしょう。


テラミスティカ:ガイアプロジェクトはAmazonで販売されています。
価格やパッケージの量から多く生産されているとは思えませんので、楽しいと感じたら早めに購入された方が良いかもしれません。
店舗販売もAmazonも価格は全て同一ですが、Amazonは送料無料なところがうれしいです。

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