推理とブラフの緊張感!物語の真相は!?「猫と死体と12人の容疑者」

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ゲームマーケット2017年春の新作ボードゲーム「猫と死体と12人の容疑者」のレビュー及び感想、ルールです。
推理+ちょっとしたブラフの犯人当てゲームです。

デザインKazuyuki Seguro
イラストKento Iida
人数3~4人
時間15~30分
年齢10歳~
価格2000円
発売2017春
予約

ブース番号2017春 A18 体験卓あり

はじめに

推理とブラフ(はったり)と聞いただけで、私なんかはけっこう食いついてしまいます。本作はその推理力と適度なブラフを楽しめる作品です。
利用するカードのデザイン。世界観を存分に表現されており、怪しい世界に浸れます。
というのも「紙兎ロペ」の会社が制作したボードゲームでして、登場人物一人ひとりに名前だけでなく設定を設けているというこだわりっぷり。
システムについては動画もあるのですぐに飲み込めて遊べると思われます。
インタビューもあるのでぜひ御覧下さい。

システム

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12人の容疑者から特定された犯人を当てるゲームです。
プレイ人数は3人推奨です。
この理由は後述のインタビューで記載致します。

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容疑者カードには
性別 男か女か
体型 痩せているか太っているか
年齢 若いか中年か老いているか
のいずれか一つが描かれております。

準備として、性別、体型。年齢が書かれた7枚の情報カードからそれぞれ1枚、計3枚のカードと容疑者カード12枚をシャッフルしてプレイヤー全員に配ります。

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年齢は3通り、体型は2通り、年齢は2通りで全部で12通りになりますので、情報カードから合致する人物が犯人となります。

犯人を当てた人は2ポイント
犯人を間違えた人は持っているポイントの半分を前のプレイヤーに取られてしまいます。前のプレイヤーは無実を証明したとして共有ポイントからさらに1点を受取ります。
先に7ポイント獲得した方の勝利となります。

犯人の探し方としては、手札の情報カード、他人の公開情報、死体カード等から探り出すようになっております。

ゲーム開始
スタートプレイヤーは右隣のプレイヤーから1枚を選んで取ります。ババ抜きみたいな感じですね。
そしてそのカードを手札に加えた後、
1.公開(カードを出す)
2.指摘
3.観察
のいずれかのアクションを実行します。

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公開は手札からカードを一枚出して、「犯人」か「犯人ではない」かを宣言します。
指摘は過去に公開アクションで「犯人ではない」とされているカードを「犯人」として指摘します。
観察はカードを裏面に出して保留、つまりパスします。
この場合次回手番が回ってきたらそのカードを表にして公開アクションを行います。

実は他にも猫カードというものがあるのですがあるのですが、こちらは「これは猫です」と出すことにより確実なパスを選択できます。
かわいいです笑

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さらに死体カードを出すことにより強制的に「情報カード」1枚を出させることが可能です。

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例えば死体カードを出して「体格」と発言すれば、体格カードを持っているプレイヤーが強制的にカードを出さなければなりません。体格がバレます。

これらを繰り返してゲームは進みます。
ある一定のところまでの情報がいくと全員が正解に近づくというのもGoodです。
チキンレースで誰が言うのかという緊張がたまりません。
この感覚はコヨーテに近いでしょう笑

注意としてはこのゲーム、ポイントが得られるのが2人、そして手元に情報カードが無い場合も考えられます。
4人プレイの場合、2人ないしは1人は情報もなく、そしてポイント争奪にほとんど参加できずに終わることが多々ありました。
これはほとんどカードの引き運になってしまうので自分で前述した通り、3人プレイが推奨となります。

わりとサクサク進むパーティーゲームなのでそういった意味では充分4人でも愉しめると思います。ドキドキの緊張感を味わいたい人は3人で!

インタビュー

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こんにちは!早速ハラハラドキドキのこのゲームを遊ばせて頂きました!
いくつか質問させて下さい。
1.製作のきっかけ
株式会社KITERETSU様の「紙兎ロペ」は大変有名な作品だと思います。
友人も大好きなのですが、今回こういった非電源系ゲームを作成されるに至る経緯や思いについて教えてください。

こんにちは、KITERETSUです。「猫と死体と12人の容疑者」遊んでいただきましてありがとうございました。
KITERETSU社は、コンテンツメーカーとして、「ZOOKEEPER」「紙兎ロペ」といった作品を世に送り出してきました。
これまでは主に、スマートフォン、パソコン、テレビ、DVDなどのデバイスを通してデジタルコンテンツを提供してきましたが、実は、社内のスタッフの中にはボードゲームの愛好家が多数いて、多くの名作からゲーム作りの基本を学んでいます。そんな私たちが、自分たちでもボードゲームの制作に挑戦してみたいという情熱を抑えきれずに、今回参戦することになりました。

2.ゲームとして推奨は?
早速ゲームを何回か愉しんだのですが、4人だと少しゲームのバランスがあまり良くない思う局面が多くありました。
理由と致しましてはカードの「引き」によって愉しめない1人、もしくは2人が出来てしまうことが多かったからです。
具体的には2人が2連続でポインを奪い合った場合、残り2人の勝ちがほとんどなくなりました。
これはカードの引き(殺人現場カードや情報カード等)に依存してしまうので、対処のしようがなく困りました。
逆に3人で遊ぶと全員が愉しめる展開が多かったと感じます。

製作者さまの推奨はやはり3人ということでしょうか?
また、例えばバリアントルール等があれば教えて頂ければ幸いです。

貴重なご意見をありがとうございます。
プレイ人数ですが、ご指摘の通り、3人で遊ぶのが最適なようにデザインされています
その上で、4人でも楽しめるという判断だったのですが、今回ご意見頂戴しまして、「3人が最適人数」であることをちゃんと伝える必要性を感じております。
頒布時には「3人プレイ推奨」を明記した注意書きを添えることも検討しております。
レビューの方でもぜひ3人プレイがオススメと書いていただけましたら大変嬉しく思います。

3.設定
登場人物のデザインがかなり凝っていてデザインを見ているだけでも愉しめました。
登場人物は説明書から拝見しましたが、他にも何か設定などがあれば是非教えて下さい!

ありがとうございます!
キャラクタの造形は納得いくまで十分な熱意と時間をかけて行いました。
12人の容疑者の容姿と人物ノートから、物語が自然と立ち上がってくるようなものを目指したつもりです。
設定が決まっているのは事件の舞台と登場人物だけです。
犯人の数だけ物語があり、プレイする皆さまが物語を自由に想像できるようなものになれば良いと考えました。

4.どういった方へこのボードゲームを勧めたいですか?

年齢・性別・体型を問わず(この3つが犯人の特徴になります!)、多くの人に遊んでもらいたいです!

5.何か読者に向けてコメントをお願い致します!

ゲームマーケット春、KITERETSUのブースはA18です。
短いサイクルで、何度も繰り返し遊びたくなるような魅力があるゲームができたと自負しています。
会場で試遊していただくこともできますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください!

感想

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ハラハラドキドキの展開と緊張感がとても楽しいゲームです。
また、あえて舞台と人物のみに設定を置くことで、プレイの中で
「女子高生が湖畔に連れ去られた・・・。しかし女子高生は無実だと主張している。事件には暗く深い因果関係がある他の人物が浮かび上がる・・・」
というように、犯人を当ててから「これはこういう事件だ!笑」と言い合ったり、写真と併せてツイートしても盛り上がります!!笑
事件の真相はくっだらない理由かもしれません笑

こういった大喜利が好きな方や、システムとしては犯人は踊るや正体隠匿系が好きな方にはぜひ遊んでもらいたいですね!
簡単なゲームなので、お酒と合わせても盛り上がります笑

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