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実プレイ時間:1分(インストは別途45秒)
プレイ人数:2-10人
推奨プレイ人数:4人
お気に入り度:
お酒との相性:
難易度:Lv.1
日本語化:不要
発売年:2011
ゲームデザイン:クリス・シェスリク
イラスト:松田実愛
想定価格:2500円
User Review
( votes)
はじめに
これはゲーマー向きのゲームだ。
断じてボードゲームが初めての人間がいきなりプレイするものではない。
そもそもゲーマーには「どんなシステムだろう?」「どんなプレイ感なのだろう?」と身構える姿勢に慣れているが、蓋を開けてみれば「実はバカゲーでした!あはは!」という不意打ちに笑うのである。しかも内容があまりにも馬鹿馬鹿しいので余計におもしろい。
しかしながらボードゲームが初めての人にとっては、「は?意味分かんないんですけど」とそんな風にしか捉えられない可能性がある。
なぜなら、意味が分からないのがおもしろいのに、その意味が分からなさを受け入れる気持ちを養っていないからだ。
ボードゲームが初めての、わりといろいろな物事に理解ある人間でも「え?もう終わりなの?へえ、そういうのがおもしろいところなのかな」と冷静におもしろさを分析してしまうほどである。
もちろん、このシュールさを初めからオモシロイと感じる人もいるだろう。
しかしながらボードゲームという世界にどっぷり浸かっていればいるほど、きっとこの作品はもっとオモシロイと感じるはずだ。
無駄だと分かっている得点の蓄積、即死亡など、「ボードゲームだったらあり得ない」がオモシロイ。
しかし普段ボードゲームを知らない人からすれば「つまらないボードゲームならそういうのがあるのでは?」という目線が確かに存在する。
つまるところ、これはボードゲーマーたちに与えられたご褒美であり、束の間の休息なのだ。日々勝敗に明け暮れる戦士たちの安寧の地と言っても過言ではない。
ボードゲーマーたちの桃源郷に、テストプレイなんて不要なのかもしれない。
システム
このゲームの醍醐味は内容だ。
内容を知っているとつまらなくなることがあるキャンペーンゲームだと言っても良い。
そのため過度な紹介はネタバレになるために控えようと思う。
最初に二枚手札として配られて、手番になったら山札から一枚加えて手札よりプレイする。
勝利条件は手札に書いてある。
一応★マークはスペシャルカードで強いらしい。違いはわからない。
コメントがいちいちシュールだ。
子猫をもらわないやつは死ぬ。
じゃんけんだって勝てば勝利とは限らない。
なお、拡張カオスはカオスである。
絶えず歌ってないと死ぬ。
厳密なルールだといちいち付け加えてある。
うまいーを言わないと死ぬ。
というか、言い忘れて死ぬ。
これらの拡張カオスは永続である。うざったさこの上ない。
どうだろうか。
少なくとも私はこのゲームが大好きだ。
そしてお酒に最高に合う。
愛すべきバカゲーに、乾杯。
Amazonより安い価格(中古のボードゲームや新品等)で売っていることもある駿河屋もお薦めです。ホビー/グッズ販売 通販ショップの駿河屋
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