従来のシステムを渋くビターなプレイ感で「シェイクスピア;バックステージ/Shakespeare;backstage」

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  • 5/10
    運 - 5/10
  • 7/10
    戦略性 - 7/10
  • 7/10
    コンポーネント - 7/10
  • 8/10
    テーマ性 - 8/10
  • 6/10
    インタラクション - 6/10
  • 7/10
    プレイアビリティ - 7/10
  • 6/10
    プレイ頻度 - 6/10
6.6/10

抜粋のみを表示

実プレイ時間:90分(インストは別途15分)
プレイ人数:1-4人
推奨プレイ人数:4人
お気に入り度:
お酒との相性:
難易度:Lv.3
日本語化:不要
発売年:2015/11/19
ゲームデザイン:エルヴェ・リガル
想定価格:4000円

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はじめに

このボードゲームには拡張があるのですが今回は拡張あり無しの両方でプレイしました。そのためレビューは比較要素を含めております。
基本的には拡張があってもなくても印象は大きく変わりません。
渋いゲームです。
どちらかと言えば拡張が合ったほうが良いかな。
淡々とした勝ち筋を少しづつ狙うのが好みなら拡張無しで。
拡張ありでもかなり渋いゲームなので、基本は拡張有りで遊んだ方がこのボードゲームの渋みの良さが分かるかもしれません。
こういった感じでじんわり駆け引きを味わえるゲームは(あまり人気がないため)少なく、私はわりと好きです。

テーマ

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イギリス・ルネサンス演劇をはじめ様々な演劇が世間を賑わしていた時代。
それぞれの劇場はそれぞれの嗜好を凝らした舞台づくりに邁進していた。
とあるところでは舞台装置に、とあるところは衣装に、投資家や観客の注目も集めなければならず、評判の良い俳優を雇用しなくてはならない。
「最高の舞台を作りたい。報酬は6日後の公演できっちりと支払う」
そんな口約束すら許されていた。

あなたは劇場のオーナーとなり、他の劇場よりも素晴らしい演劇をお披露目する。
ときには女王の指令に耳を傾ける必要もあるだろう。

さあ準備に取り掛かれ!
こうしている間にも、時間は刻々と過ぎていき、良いものはすぐに取られてしまうのだから―

ゲーム中に得られる勝利点

このゲームは基本的にはジレンマとチキンレースで構成されています笑
手番がはじめになった場合は即座に1勝利点を獲得します。
ジレンマその1笑

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キャラクターの衣装が特定の条件で完成するとすぐに勝利点を獲得します。
衣装タイルの取り合いです笑

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ロウソクマークがある舞台装置(マス)へ配置するとすぐに勝利点を獲得します。
こちらも同様。

雰囲気トラックがロウソクマークまで到達した状態で雰囲気フェイズが到達したら1勝利点を得ます。
雰囲気を上げなければならないのに、それをやっていると良い衣装が取られるし、相手の俳優の効果や舞台装置マスの効果で雰囲気が下げられたりします笑

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ラウンド4と6での服装リハーサル中にそれぞれのドレープトラックの達成条件毎に勝利点が得られます。
雇用した俳優の効果で進むことが出来るトラックがあります。この中でもマジョリティ争いがあるので気が引けません。

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拡張ででは劇場カードのロウソクマークに舞台装置マスが置かれた場合は1勝利点得ます(最高2勝利点)
基本的にこのロウソクマークが勝利点を示します。

ゲーム終了後に得られる得点や失点

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女王から指令された目的カードの達成
指令にはいろいろあって、目的カードは複数枚所持していてもいずれかの達成で得点になります。ハムレットの俳優を全員雇用していること等なかなかユニークで、条件が揃えば強いものが多いです。

黄色の衣装、舞台装置の数分毎に1点
この黄色マスは基本的に宝石商を雇用しなければ得点になりません。

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人物の雇用に対しての支払は最後でOK

もし未払いのキャラクターが居れば1人ごとに2点減ります。

準備

衣装タイルと舞台装置マスを袋から共通ボードに置きます。

雇用できる人物をオープンします。
舞台裏カードをオープンします。
「あ、この数字の舞台装置ほしい!」
「この人は雇用しないと!」
などのチキンレースがここから始まります。

システム

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競り

プレイヤーは、ターンの順番を決定するために1〜5の利用するワーカー駒を握ってせーので公表します。そして 最も駒の少ないプレイヤーが最初になります。

同数はイニシアチブのトラックによって解決されます。
最初のプレイヤーは1名声点を獲得します。

ワーカー「A舞台で働くことになったけれど、Bの舞台でも働くんだよなあ。まあBの舞台の方が行く回数少ないから先こっちで働こーっと」

ここがこのゲームで1番悩ましいフェイズになります。

このワーカー駒は自分の俳優や大道具係等のアクションを実行するのに利用します。
自分が使えるアクションプレイスである俳優や大道具係は限られているので、利用したいアクションと同数、もしくはそれ以下の駒の数を考えて握ります。

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アクションが行える俳優たちには休息というフェイズがあり、前回利用した人物はこのフェイズでは使えません。
これらの条件で利用できるアクターの数が(他プレイヤーも同様に)見えてくるので、これを参考にワーカー駒を握ります。
(上の画像では☓駒が置かれているので休息中を意味しています)

そして早いもの勝ちがある反面、やはりアクションの多さが得点差に繋がりやすいので相手の動向を伺いつつ駒の数を考えます。
雇用や、衣装タイル、舞台装置タイルなど、早いもの勝ちが多いので絶対にスタPほしい!と思いつつも1個しかアクションをしない!というわけにもいきません。
さらにこのボードゲームはわりと得点にシビアな傾向にあるのでスタPを獲得した場合の1点が大きい。

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「あの紫の衣装タイルは獲得したいけれどあの人もそうだしなあ・・・ちょっと駒を少なくして先手を・・・でもそうするとマジョリティ争いのドレープトラックが進めない・・・」というような多くのジレンマに苛まれます笑

このボードゲームでは同数になることが多々あり、そこでイニシアチブトラックによる順番の判定が行われます。
イニシアチブトラックとは競りの駒が同数になったときに誰がスタPを得るかが決まります。アクターが演技を発動した順で決定されます。

拡張があると、このときに握らなかった駒も利用することが可能となります。

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握らなかった駒は分かるように舞台裏カードの上に置きます。

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使える駒は個人ボードの上に置きます。

使わなかった駒は舞台裏のアクションカードを利用出来るようになるので「じゃあ競ることもないかな?」と思っておりましたが特段そんなことはありませんでした。

拡張で自由度が増えた、というよりもジレンマという名の選択肢が増えた、と表現すれば適切でしょうか。

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「まあ少なかったらその分舞台裏のあのアクションカード取ろうーっと!・・・いや待てよ、どちらかと言えばあの人もあのアクションで宝石商タイルを取りたいんじゃ・・・ああ・・・」みたいな笑
深みにはまる道筋は人それぞれですね笑

ちなみに拡張でくまーを雇用していると、とりあえず最初にアクション出来るゾイ!みたいなことが書いてあったのですが、おそらくこれはイニシアチブトラックの解決が必要になったときだけ効果が発揮できるものかと思われます。
毎回絶対初手で行うマンとか強すぎですもんねえ・・・。

演習

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雇用と演技アクション:順番にプレイヤーは(1日に1回だけ)雇用したり、アクターにワーカーコマを置き演技アクションを実行します。
雇用することで個人ボードのアクションを拡張します。

基本から備わっているのは

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(個人ボード、左上が初めから雇用されているシェイクスピア、左下がその友人、右上が大道具係、その下が女王。真ん中は舞台装置マスを置くことが出来るスペースでその下が雰囲気トラック、そしてその下がメインの使えるワーカー置き場)

グロープトラックを2つ進める事のできるシェイクスピア。

お金もしくは目的カードが得られる女王。
女王の目的カードはオープンされていないのでドキドキ感が有ります。
達成すると勝利点に繋がるもの、拡張だと雰囲気フェイズで即座に消費するものなどさまざまでなかなかおもしろいです。

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舞台に勝利点が増えるものや、例えば写真のように雰囲気フェイズで即座に捨て札から舞台装置と衣装マス6までを貰えるものなど。
3枚のうちから1枚を選ぶので、「これは強いぞ!?」と思いながら達成するわけです。
良いです。夢がある。

シェイクスピアのすぐ下にいる友人の酔っぱらい笑。
このおっさんは重宝します。たのしそう笑
雰囲気トラックを一気に2つもあげてくれるおっさんです。ありがたや。

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雇用する場合はワーカーではなくプレイヤー1人1枚が所持している雇用カードと、共通の場に出ているアクターのカードと交換します。
毎ラウンドごと開始する前に参加プレイヤーの人数に応じて雇用できるアクターのカードが表になります。
「お、あのキャラは良いな」などと品定めをしながら前回の競りフェイズでワーカーを握るわけです。雇用はラウンド中一回のみしか行なえません。
雇用した人物は、手番が回ってきたら、ワーカー駒を使い即座に利用することが可能です。
雇用出来るアクター、画像左から3番目のLady Macbeth(マクベス夫人)を参考にすると
左上がワーカーを配置したときに得られる効果です。
基本的には青・赤・黄色・白と記載があり、色に対応したグロープトラックを進めます。白は何でもOK!
右上はゲーム終了後に払わなければならない賃金です。
マクベスは5金。一番高い。
そしてカード下にあるのは衣装タイル置き場です。
ここへ衣装タイルを置くことによって
1.合計が6以上の場合は揃った時点で即効果を得る(お金や勝利点)
2.リハーサルフェイズで右の効果を得られる
マクベス夫人は黄赤青全てのグロープトラックを1マス前進できる能力を持ちます。
結構強い。

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ロミオは剣でブスリ!じゃなくて舞台装置2の入手と黄色のグロープトラックの前進。リハの強さは少ないですがこれで3金はお得。

アクターの能力は基本的にグロープトラックの移動のため、いつ行っても大丈夫な行動です。
そのため先に共通ボードの素材を先着順で得られる裏方のアクションや雇用を発動する機会が多いです。

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そうそう、雇用してもゲーム終了時に賃金が払えないと判断した場合は裏面にしてエキストラとして雇うことも可能です。
このエキストラは何も効果はありませんが、衣装を3つ着せればグロープトラックが進めるという寸法です。

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これが共通のメインボード。

(左上からラウンド、衣装タイル、舞台装置タイルの、右側得点トラック、左真ん中がイニシアチブトラック、そしてその右がグロープトラックです)

アクターを先に選ぶことでイニシアチブトラックが1番になりますが、正直なところあまり悩ましくなく、「あ、イニシアチブトラック取れた」程度な感じです。
ただイニシアチブトラックの順番は「どちらが先に進んでいるか」の黄色のドレープトラックのマジョリティ争いに繋がるので気がかりではあります。

このフェイズでのジレンマは素材である衣装マスと舞台マス、そして人材雇用です。
数に限りが有りますし、明らかに強いカードや欲しい人が分かるので早めに抑えておきたい。その中でどれを先に取るかが悩ましく、しかもどれを取るかも自分が雇用している俳優の能力や個人ボードの状況で相手にも筒抜けだという笑

アクターの他の裏方の効果は主に衣装タイルと舞台装置タイルの獲得です。
個人ボードに初めからいる大道具係が◯+□=4 という表記は衣装タイルと舞台装置タイルを合わせて合計4までのタイルが獲得出来ます。
他裏方のアクションが□8ならば舞台タイルを合計8になるように取ることが出来ます。
舞台装置タイルは獲得することで即時効果が得られます。
個人ボードの舞台の羽のところへ置けば即座勝利点+その衣装タイルの効果が得られます。
舞台装置タイルに記載されている数字がそれぞれ効果を表し、そして獲得できる数になります。

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舞台装置タイルの効果はカードのサマリーにあるのですが
1無し
2.コイン獲得
4.他プレイヤーの雰囲気を1下げる
5.自分の雰囲気を2上げる
6.裏方のアクションが+3に一時的にブースト出来る駒を得られる

3の舞台装置タイルだけは特別に何も効果がありませんが1勝利点となります。
こちらは宝石商を雇用したプレイヤーのみが獲得できる特別なタイルとなります。
つまり、宝石商を獲得したプレイヤー同士は何が何でもコレを取りに行くために相手を出し抜くわけです笑

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そしてこれらを置くためには左右対称でなければなりません。
黄色はワイルド色扱いになります。
これで他プレイヤーの動きが大方わかります。
「あそこにタイルが置けないから今回あの人は舞台装置タイルは取らないだろうな」といった感じですね。

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拡張ではこのフェイズに、利用しなかった駒で舞台裏カードのアクションも利用する事もできます。
例えば古着屋は大道具係に「捨て札から□◯(舞台衣装と舞台装置)を得る」効果が追加されます。
ちょっと特殊なのは帽子屋ですね。
俳優カードの◯の中に舞台衣装マスを埋めて6以上になれば得点とリハで効果があるのですが、こちらはさらにゲム終了時の条件を付加させます。
帽子の数とその下の衣装タイルが合計6ちょうどであれば、ゲーム終了時1点加算されます。

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拡張では劇場カードが1枚配られますが、建築家限定で舞台衣装を置くことが出来ます。
先ずは即座に一点得られるので、1枚位は置いておきたい。

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また、貴族デッキというものがあり、これは雇用できる人材がオープンになっています。貴族デッキは上画像の人物のアクションで効果を得られます。

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2駒置くことで雇用したい人物を自由に選べるというなかなか強い効果があります。
そして舞台裏の駒は雇用カードも舞台裏で使用する駒の一つとして使用してもいいので、雇用を行わなければそんな使い方もあります。

舞台製作

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3)劇場内の雰囲気(舞台装置の)

使用されていない紫色のドレスごとにすべてのプレイヤーにペナルティを与えます。各プレイヤーはアンビエンススコア(個人ボード上の雰囲気トラック)をチェックし、ボーナス(またはペナルティ)を解決します。すべてのプレイヤーは自分の雰囲気をもとに戻します(左から3番目)。

宮殿召使「紫色の衣装は女王様のご指定だぞ!なぜ使わなかった!?!?」ひぃぃ。

このフェイズでは拡張の目的カードを保持していると、舞台製作の最初に効力を発揮して消費されます。
捨て札から舞台タイルを持ってきて個人ボードに設置、そして雰囲気トラックを上げることなどが行えます。
上にある道化師の仮面の笑顔が目印です。
ちなみにカメラに収める時にこの道化師の仮面だけ顔認証されてました。こわい。

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ここは日本語訳が間違ってる可能性があります。
残っていたことでペナルティがあるのは舞台装置マスではなく紫色の衣装マスです。舞台装置マスは獲得した時に他プレイヤーの雰囲気を一つ下げるだけで、残っていることでの影響はないかと…。
ホビージャパンのエラッタ一覧にも記載がなかったので後で確認しようかと思います。

リハーサル

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4)ドレスリハーサル(4、6日目のみ)
イニシアティブ・トラックの順番で、プレイヤーはすべての俳優やエキストラのリハーサルパワー(右下のアイコン)を衣装が揃った場合に発揮します。
そして全てのドレープトラックの条件を確認します。

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画像右上のくまーはしっかり衣装を着てますね笑

「リハですし衣装合わせもしておきましょう!」
ドレープトラックは赤黄青とあるのですがそれぞれ他のプレイヤー(劇場)と比べる構図となっております。
いずれもリハーサルまでに3以下の場合は1勝利点を失います。
赤:劇場の期待値
進んでいるトラック数が多ければその分、投資金が受け取れます。

黄:観客動員数
どうやら演劇は同時刻に開催されるようです。そのためあるところにはお客が多く、その分あるところにはお客が少ないようです。
観客動員数が1番多ければ2勝利点となります。
2番目に多いと1勝利点を得られます。他は特にありません。

青:演劇の質
演劇の質が問われます。
最高値であれば3勝利点、その次は2点、最低1点、指定のトラックに到達していれば全プレイヤーが勝利点を得られます。

終演

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整理
雇用されなかったキャラクターカードをクリアし、新しいものを配置します。
未使用の舞台衣装と舞台装置を捨てて袋から新しいトークンを置く。
トークンを次の日に移動します。

休息

その日に使用されたすべてのキャラクターカード(1つを除く)は休息トークンを受け取り、翌日に再び使用することができません。つまり、利用したキャラクターカード-1の休息トークンを置きます。

以上を繰り返して6(ラウンド)日目が終わった時点でゲーム終了です。

感想

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あーおもしろかっった!
私は特定のデザイナーやメーカーに拘りはないのですが、Ystari作品は好きです。
「これ変わってておもしろいなあ」と思いメーカーを見るとYstariの文字がある笑

前述しましたが拡張があると自由度が増えるわけではなくジレンマが増えるので、特段賑やかになったというわけではありません。
地味です。地味なのが良い。
まずデザインもシステムもテーマに沿っていておもしろいですね。
ゲームシステム自体に目新しさがまるでないのですが、なんて言えば良いんだろう、既存の面白いシステムをすごくシックで落ち着いたものにまとめたようなプレイ感です笑

昨今流行っているユーロゲームのように、100点以上の大味の点数「他プレイヤーとの得点差が意図的にちょっとだけ分かり難くなっている」など、華やかさや「パーッと遊んで考えた」感じがすきな人には向かないかもしれませんね。

内容の割には時間もけっこうかかります。だからといっておもしろくないというわけではない。
本当にいつも独特なゲームを出すなあ。
なんですかね、プロシュートの脂身のゴムみたいな味が好きだったり、ホヤ水で刺身食べるのが好きな人をターゲットにでもしてるのでしょうか笑

毎日食べたいというわけではありませんが、あれはあれで美味しいんだよなあ・・・。

あ、この味に共感して頂ける方はぜひご連絡を笑

以上、そんな感じのシェイクスピア拡張バックステージでした!

駿河屋さんで販売されているみたいですね。

ホビー/グッズ販売 通販ショップの駿河屋

捕捉

宝石商だけがイエロートークンを取ることができます。
+3トークンで職人をやる気に成り+3の活動が行えます。
女王はお金や目的を与えます。
それぞれのアシスタントが居る。職人に1点を追加します。

これが1番忘れがちなのですが、1日に初めて俳優をアクティブにするときは、イニシアチブトラックの最初の空き領域にディスクを置きます。

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