ボードゲーム 「ザ・ゲーム エクストリーム/The Game: Extreme」のレビューやルール・感想です。
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抜粋のみを表示
総プレイ回数:3回
実プレイ時間:20分(インストは別途5分)
プレイ人数:1-5人
推奨プレイ人数:5人
お気に入り度:
お酒との相性:
難易度:Lv.2
日本語化:不要
発売年:2016年
ゲームデザイン:シュテファン・ベンドルフ
想定価格:1500-2000円
User Review
( votes)まえがき
2015年ドイツ年間ゲーム大賞 ゲーム部門推奨リスト入りした「ザ・ゲーム」がより難しくなりザ・ゲーム エクストリームとしてリメイクされました。
基本的なルールは全く同じなので、まだザ・ゲームを購入していない場合はより難しくなったこちらを購入した方が良いかもしれません。
今回記事を投稿して思ったのですが、「より難しくなった」というより「より仲間で楽しめるようになった」という表現のほうが良いかもしれません。
感想に後述します。
ちなみに、このボードゲームとは全く関係ありませんが、私は別のザ・ゲームに負けました。
テーマ
悪魔の封印が解かれる・・・。
プレイヤーは協力してなんとか悪魔の復活を阻止しなければなりません。
そのためには悪魔のカードを全て浄化させる必要があります。
見事、プレイヤーは悪魔を封じ込めることが出来るでしょうか!?
システム
ルール及びシステムは非常に簡単です。
カードの山札は全部で2から99。
そのカードを全て場に出し切れば勝ちです。
簡単!
100
↓
2
のカードの右隣には100以下から2までのカードしか置けません。
つまり。88が置かれていれば、次はその下の数値のカードである83や79でなければ置けません。。
99
↑
1
のカードの右隣には1以上から100までのカードしか置けません。
上記は2箇所ずつ計4箇所置くことが可能です。
手番開始時に、各プレイヤーは手札7枚を受け取ります。
上記条件を基に最低2枚もしくは3枚以上手札を出し切ったら、出した分の手札を補填して次のプレイヤーへ移り、これを繰り返して山札が無くなれば勝利です。
逆に手札から最低枚数のカードが出せなかった場合は負けとなります。
特殊ルールとして10ピタリであれば巻き戻しが可能です。
例えば、1↑100の場所でも27を出して31を出す。次のプレイヤーが21をその上に出すことはOKです。
これが今までのザ・ゲームだったのですが、今回から98枚中28枚に呪文(記号)が刻まれています。
この呪文は大きく2つ
・カードの上に他のカードが置かれなければ場にあるかぎり永続効果がある青い呪い
・手札にある時点でそのプレイヤーのみが解決しなければならない赤い呪い
効果は全部で7種類。
赤い呪い(出したプレイヤーが解決)
【☠SKULL】これを出したプレイヤーはさらにこの上にカードを必ず置かなければならな
【SUTOP】カードは出した瞬間にその手番が強制終了する
【3!】このカードを出した場合は必ず3枚出さなければならない。このカードが3枚目である必要はないが、4枚出してはいけない。
い。
青い呪い(場にある限り永続効果)
【会話禁止】このカードが出ている間は会話の一切を禁止する(通常、ここは置かないで欲しいという会話は有りだがこれを禁止する)。
【一箇所集中】4箇所あるうちのいずれか一箇所しかカードを置けません。
【巻き戻し禁止】10の巻き戻しが禁止されます。
【手札補填禁止】出した分の山札からの補填が出来なくなります。この効果がなくなった(この上にカードが置かれた)ときはカードを通常通り補填できる。
以上のようにカードにさらに効果が加わり、非常に難しい協力ゲームとなります。
感想
ベリーハードモードは1割しかクリアできない!!」ということなのでこちらで2回チャレンジ!
2人で2回とも成功!あれ?笑
引き運が良かったのでしょうか。相方が良かったのかも。
前回のザ・ゲームもそうですが、2箇所に集中して、例えば40-30のうち5枚出した、そのうち36,41,40は出ている、とある程度記憶を辿っていけばなんとかクリア出来ますね!
カード枚数も100枚までしかありませんので、出しだ数はおおまかに覚えていれば優位に進められます。
しかし、今回の呪いマークからカードが生き物のようにぬるぬる動きます笑
呪いマークがあるカード数は固定されており、とってもえげつない数字でマークされているのが面白い笑
思わず「ここでこのマークとか狙いすぎだよ―笑」と笑
今回の拡張及び呪文が入ったことにさらにおもしろく、よりハードになったのは確かです。
しかし、通常のザ・ゲームとザ・ゲームエクストリームとの大きな違いは、協力ゲームとしてより皆で楽しめるようになったことにあると思います。
どういうことかと、呪文により自分では動きたくない出し方を強いられます。
そのため仲間内でも「それはもう仕方ないよね笑」と割り切れるので、「あそこはそうするでしょう」といったことが前回のザ・ゲーム少なくなったのではないかと思いました。
引き運もありますし笑
「割り切るって次に進む」これは協力ゲームの愉しさを高める一つの重要な要素だと思います。
今回のこのシステムの導入はさらに難しくなった、というよりも、さらに仲間で楽しめるようになった!という方が合っているのかもしれません。
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コメント
失礼します。
拝読させていただきまして、気になる点が。
ザ・ゲームの数字巻き戻しは、10以内ではなく、10ちょうどの時のみのはずです。
ご連絡ありがとうございます。修正致しました。