お酒のお供にスウィーツが抜群!?ボードゲーム「スウィーツ!(Sweets!)」

2016秋ゲームマーケット

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ゲームマーケット2016秋 新作同人ボードゲーム「スウィーツ!(Sweets!)」のレビュー感想です。

デザイン イイダテツヤ
イラスト イイダミカ
人数 1~4人
時間 15~分
年齢 7歳~
価格 2000円
発売 2016秋

 

難易度 【超簡単】 簡単 普通 難しい

いきなり感想

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ルールは簡単で最も多くのスウィーツを食べた人の勝ち。
メカニクスとしてはセットコレクションを簡素にまとめたものです。
セットコレクションとはある種類の組み合わせで、それが得点となるもの。

セットコレクションは簡単なルールであるだけにそこへ何かのジレンマやチキンレースを加えなければ1人パズルになりがちです。
ボードゲームではアクションの複雑化を抑止するため、もしくは整理するためにこのメカニクスを利用している傾向にあります。

本作では場に獲得できるお菓子カードがあり、それらを手番で取るか、2枚以上の手札と交換するかを選びます。もしくはカードの組み合わせが達成したものを得点化します。
基本的にはこれを繰り返して、山札がなくなり、得点が多いプレイヤーの勝ちです。
初めのプレイではなんだか簡単すぎてモヤモヤした終わり方になってしまい、これはゲーマーズだからか?と思いましたがいやいや、そうではありません。
「ボードゲームがはじめて!」(20代前半)の方をお招きしてプレイしたけれども、なんとも微妙な感じ。

おそらく選択肢が少なく非常に簡単であるため、同じプレイが続き作業感がどうしても発生してしまいます。特に人間性や性格が大きくゲーム上から出てくるわけではありません。これが原因かもしれません。

そこで「ボードゲームが初めてだったら楽しめる?」と思いましたが、うーん、どうでしょう。

ある程度年齢を重ねれば、初めてのボードゲームが難しいボードゲームでも充分楽しめますし、簡単だからと言ってボードゲーム初心者にオススメというわけではないような気もします。

それならば対象年齢が低ければ楽しめるのでは?ということになり、馬鹿になろう!よしバカになるためにはどうするか。

「人を呼んでお酒を飲もう」ということになったのが下のプレイ記です笑

プレイ記

2016秋ゲームマーケット

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というわけでたらふくお酒を呑んだ後のプレイ記がこちらです。
意味不明ですが楽しい雰囲気が伝わればと思います。
若干ノリについていけないゲーマーズと私は遠くから4人のプレイを記録しています。

「私は 絶対吐き出さないからな!笑」
「姉さん!!キャンディーを!!」
キャンデーを!!どうか!!

「数が決まってるからなんとなく分かるね。」
「そういうのは求めていないんだ!今、キャンディーがあるかどうか、そこが重要だ。」
これはなんだ!?言ってみろ!!(場に出たドーナッツを指差す)

「はい!!蒸した芋です!!」

「これは新規性がある(プリンを出す)」
「いやいや、それはない笑」
「え!?私のプリンこれだけ!?」
「いいじゃん笑」
「日本酒に合うねえこのゲーム(グビグビ)」

USA!!USA!!

ドーナッツてるのー♪この島はー♪
(ドーナッツを出す)

ドレミファ♪
(山札ががなくなりそう)

お、おおーーー!!??

ドレミファ♪
(なくなる・・・)

ドレミファドーナッツ!!!
(最後プレイヤーが山札をGETして得点計算へ)

「酔っぱらいでもできるゲームやな笑」

で、結局さんざんたのしんだ

このと通りお酒の相性としては抜群のボードゲーム。

もしくは対象年齢が7歳―14歳!
中学生から高校生になると逆にませてしまって愉しさがわからないかも。
家族向けで、ご両親が子どもにボードゲームを教えたい時にも良いかもしれませんね。

いろいろと書きましたが、すぐに分かってすぐに遊べるというのはボードゲームにとって非常に良いところであり、そもそもそういった方向けに作られているゲームですから、まさにドンピシャの作りだと思います。

ぜひお酒のお供にスウィーツ!(Sweets!)を!!

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