横濱の街を駆け巡る「横濱紳商伝-よこはましんしょうでん-」

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ボードゲーム横濱紳商伝のレビュー・感想です。Yokohama | Board Game review.

国産の重い部類のボードゲームでは私の中でベストを争うくらい愉しめるボードゲームでした。

重い、だがそれが良い、のです。

そして表記の90分では絶対終わりません!!笑

テーマ

プレイヤーは横濱の商人(このボードゲームにはあきんどって感じが似合う)となって海外に物販を注文書通りに輸出しましょう。

そのため横濱の街に部下を送り、たくさんの場所を駆け巡るのです!!

横濱の商人として富と名声を一番手に入れたものの勝利です!

システム

ガチガチのワーカープレイスメント1)ワーカープレイスメント 雇用人たちは駒によってあらわされ、その駒をボード上にいくつも配置されているさまざまなマス(漁場、農場、工場などいくつもある)のひとつに配置することで、そのマスに書かれた収益・アクションを得る(漁場なら魚が得られ、農場なら麦が得られ、工場なら鉄骨が得られる、など)。収益を交易することで金を得れれば、それで新しい施設などを建設したり労働者を増やしたりして自分の権力を増すことができる。に、【駆け巡る】ことに重きを置いた独特なプレイ感が中毒性をソソります。

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部下駒を各タイルに3個まで配置すすることが可能です。

この部下駒が繋がっていれば社長駒は部下駒があるところへ移動することが可能です。

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各タイルにはそれぞれ効力があり、注文書を受け取ったり科学技術を習得したり、エリア内の特産物を生産したり、お金を取得したりと様々です。

ここで面白いのは
タイルに置かれている部下の人数に比例して効力が大きくなる
途中に他プレイヤーの社長駒がある場合は通行料を支払う
タイルごとに自分の支社等を持てる
自分の手番に部下駒を3つ置くわけですから、これからどのように移動するかが丸見えです笑
部下駒には限りがありますので、だいたいの予測がつきます。
また、他プレイヤーの社長駒が置いてあるとそこへは置けませんし、通過する場合は通行料が掛かります。

今回金銭を多く持てるわけでは有りませんので、非常にここが絶妙で、「ああーそこ置かれたかー笑」などが起きるわけです。

但し、部下駒を増やしたり、通行料や同マスへ置ける謎の技術の習得も可能です笑

感想まとめ

非常に重く、説明書も文字だらけです笑

どうしても1人のダウンタイムが長く、そして直接の交渉はないにしろ独特の移動システムやアクションによってインタラクションも強め。
そのため、プレイ実行まで様子をじっと眺める必要があります。
4人は未プレイですがけっこう待つんじゃないでしょうか。
基本となるルールをきちんと把握していなければ、中盤で勝敗が決してしまう可能性があります。

テストプレイ必須。

例えばアクションの複雑化をコンコルディアのようにカードにする、もしくはNIPPONのように基本行動から徐々に覚えていけるようにするなどのプレイアビリティを高める要素というのはなく、「これは必須で0から1まで覚える」が多いのです。
マスの中に効果を示すアイコンもありますが、アイコン自体が多いため逆に【マス自体】が分かりづらくなってしまっている。

毎回人が置かれれば情報が変わりますし、しかもそのマスに可変を示すカードが配置されすので初見では何がなんだか笑
アイコンが示す効果も大量に種類があるので覚えきれません。自由度が高すぎる。

マスの情報が山盛りてんこ盛りなのです!笑

「だが、それが良い」

この日本的なごちゃごちゃ感、グレートですよ、こいつは!!

プレイする毎にマスが変わり戦略も多種多様に変わり、一度覚えてしまえばやみつき度が高い。
目標達成条件や、マスの効力も毎回変わるので、「この場合どのように効率的にすすめるか・・・」などが本当に新鮮で、なおかつゲームバランスを崩さないよう非常に良いところで可変出来るシステムが構成されています。

アクションの構成と関連が密接に紐付き、そしてそれが決まったときの気持ち良さは格別。

他プレイヤーのアクションも「なるほど・・・これはうまい!!」として見てて飽きがなく、得点ゲーとして起きがちなソロプレイ感が全くありません。
たのしい!!しゅごい!!

横濱紳商伝三昧をしたい!これだけ一日中遊んでいたい!!

今はAmazonで販売するようです。
ゲームマーケット時の\5,000-とくらべて少しお高めですが、様子を見て機会があれば購入したいと思います。
このボードゲーム、歯ごたえがあり、噛めば噛むほどうまくなるボードゲームだと思うのです。

重ゲー好きにはよだれモノの一作です。

早く手元にほしいところ。

説明書等配布先

横濱紳商伝

HisashiHayashi yokohamashinsho-den

補足(随時更新します)

横濱紳商伝でエラッタが公表されているので公式ページより引用致します。

5ページ左列 手番の流れ
誤:
A. 追加アクションフェイズ(前半)
B. メインアクションフェイズ
1. 配置ステップ
2. 移動ステップ
3. エリアアクションステップ
4. 部下コマ回収ステップ
5. 5パワーボーナスステップ
6. 店舗・商館建設ステップ
C. 追加アクションフェイズ(後半)
正:
A. 追加アクションフェイズ(前半)
B. メインアクションフェイズ
1. 配置ステップ
2. 移動ステップ
3. エリアアクションステップ
4. 5パワーボーナスステップ (任意)
5. 店舗・商館建設ステップ (任意)
6. 回収ステップ
C. 追加アクションフェイズ(後半)
同じ5ページの<B. メインアクションフェイズ>にあるステップ順が正しい処理順となります。
13ページ右列 教会
誤:
1円:1信仰値
正:
2円:1信仰値
エリアボードのアイコンが正しい処理となります。
14ページ左列 教会の例
誤:5勝利点とコマ移動1回を獲得しました。 正:5勝利点とコマ移動2回を獲得しました。
教会の管理ボードのアイコンが正しい処理となります。
15ページ右列 技術カードの詳細 ・駅
誤:鉄道の技術カードを持つプレイヤーは~ 正:駅の技術カードを持つプレイヤーは~

有志の方によるミープルシールが公表されましたよ!とてもかわいらしいです。
https://boardgamegeek.com/image/3185670/yokohama

References   [ + ]

1. ワーカープレイスメント 雇用人たちは駒によってあらわされ、その駒をボード上にいくつも配置されているさまざまなマス(漁場、農場、工場などいくつもある)のひとつに配置することで、そのマスに書かれた収益・アクションを得る(漁場なら魚が得られ、農場なら麦が得られ、工場なら鉄骨が得られる、など)。収益を交易することで金を得れれば、それで新しい施設などを建設したり労働者を増やしたりして自分の権力を増すことができる。
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