ボードゲームのお供に!ゲムマで購入できるグッズ特集

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はじめに

 ボードゲームをするときにあると便利だなあと思う物ってありますよね。

スリーブだったり、カード立てやプレイヤータイマーだったりと様々です。
まだまだニッチな業界ではあるので、国内ではボードゲームに特化したアイテムというのはなかなかありません。

本場ドイツではボードゲーム専用の家庭用テーブルなんかも販売が盛んで様々なタイプのものがあります。

余談ですが販売されている殆どのボードゲームテーブルは全体を覆うように蓋が閉じれるようになっております。
これは途中でボードゲームを片付けずに食事がそのまま愉しめるようにするためです。
食事が終わればそのまま蓋を開けてボードゲームの続きを再開、というわけですね。
(家具屋さん!高価でも買い手は一定数いるので先駆者になるには今がチャンスですよ!)

とまあそんなこんなで「じゃあ国内でボードゲーム関連のグッズを販売しているところはないのか?」と言われればそんなことはありません。

需要が多くないのにも関わらず、誰かのために、誰かが役に立ってくれたらという想いで作っていただいている方はいらっしゃるわけです。

今回はゲムマで購入できるそんなボードゲームのお供に良いものをいくつかご紹介いたします。

スタートプレイヤーの決め方カード

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デザイン ハコノソト
イラスト ellipse
人数 1~100人
時間 1~1分
年齢 0歳~
価格 1500円
発売 2017春

 2017秋 両-G108

国内最大規模のアナログゲームイベント『ゲームマーケット』公式サイトです。

「スタートプレイヤーは最近幸せを感じた人から」など、スタートプレイヤーの決め方については一つの大喜利みたいになってますね。説明書によって「最近足を踏まれた人」など様々です。
今回はそんなスタートプレイヤーの決め方についての製品です。

ズバリ、スタートプレイヤーの決め方カード。

そのままですね笑

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デッキをシャッフルしてカードを1枚引きます。
その中に記載された内容がそのままスタートプレイヤーとなります
中にはスタピーカードも入っているので便利。
順位がそこまで重要ではないゲームで、最初のコミュニケーションツールの一つとしても重宝しそうです。

ダレカラダイス

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また、このダイス版もあります。
こちらは独自製作なのに頒布価格が相当安く、手軽で居て見栄えも良い。
(この経緯については後述のインタビューに記載)
ダイスはこのカードよりも単純で誰が1番どうか、例えば誰が2番めに背が高いか、といった決め方が出来ます。
雰囲気によって盛り上がりそうですね。

インタビュー

さて、早速ですがスタートプレイヤーを決めるといったこういう物をなぜ作ろうと思ったのか、製作の経緯についてお聞かせ下さい。

海外赴任中にできた友人から勧められたボードゲームにはまり、帰国後なんらかの形で自分もボードゲームの世界に関わっていきたいと考えゲムマ16秋への出展を決めました。

まず制作に当たって一番大事にしたことは、自己満足にならずゲーマーのみなさんに必要とされる商品を作るこ
ゲームマーケットの会場で新参の私に目を止めてもらうにはわかりやすさとインパクトが必要だと考えました。

そしてわかりやすさという点でいろいろと思案していたところ海外で「StartPlayer」というスタートプレイヤー(以下SP)を決めるカードがあることを発見。
国内流通もしていなかったことと、このSPを決めるミニゲーム等もあり(※片足立ちで長時間たってられた人等)決めるのに時間がかかるものもあることから,すぐに決められるお題にしぼって日本語版を制作すれば売れるのではという考えに至りました。

そんなわけでSP決めを目的とした「スタートプレイヤーの決め方カード」が16年秋に発売され、初回生産分は当日に完売を果たしました。

ただ興味をもってくれる人がたくさんいる割にはSPを決めるためだけにしては価格が高いというのがネックとなり、その後決め方のバリエーションを減らす代わりに大幅にプライスダウンした「ダレカラダイス」の開発に着手しました。

「サイコロを2つ組み合わせて決め方のバリエーションを増やす」という素晴らしいアイデアをお世話になっているRoll&Roll
StationのWさんに頂き、早速メーカーに見積もりをとりました。
しかし6面すべてオリジナルのサイコロは思った以上に原価が高く国内生産では到底間に合わず
紆余曲折を経て独自の海外生産ルートを開拓、サイコロ2個で500円という販売価格を実現しました!

「ダレカラダイス」はハコノソトの1年間のいろいろな活動の成果が詰まっている商品となります。

色々な紆余曲折の果にダイスは完成したんですね。
当初の「安く、そして誰でも手軽に」をダイスできちんと達成されているのがすごい。

色々とこだわりがありそうですがいかがでしょうか。

ひとつルールとしてあるのは「誰にも嫌われない商品を作る」という点です。
ボードゲーム市場自体がまだ大きくはなくその中でもさらにニッチな需要をせめているため万人に受け入れられるデザインと中身にすることを心がけています

具体的にはダイスもカードもお題は誰にでも当てはまるもの、かつすぐに決められるものということを重視していて
お題によって人をけなすことになったり悲しい思いをさせる可能性のあるものは極力排除しています。
デザインについてもシンプルでわかりやすいということを第一に考えており、
特にオインクゲームズさんのデザインを非常に参考にさせていただいています。

「誰かを決して傷つけない」そういった温かい心の下で生まれたものだったんですね。
いろいろなボードゲームに使えそうですが、特にこれといったものは何かお考えですか?

どんなゲームでも使えるように考えているのですが、
特に効果を発揮する場面はゲーム会やカフェなどで知らない人とゲームをやるときです。

いきなりルール説明から始める前に何かしらアイスブレイクを挟んだりしたいものですが
突然自己紹介をしましょうというのも気が引けるもの。
そんなときに「スタートプレイヤーを決める」というごく自然な行為の中でお互いの簡単な自己紹介が
できてしまうというのが「ダレカラダイス」のいいところです。

実際にあったやりとりで、例えば「1番早起きだったプレイヤー」のときに4時起きの人がいてびっくりしたり、
「出身地が一番南のプレイヤー」で実は同郷であることが判明したりといろいろな発見があります!

ゲーム会は1回数時間にもわたることがありますのでゲームプレイをもっと楽しくするためにぜひ使って頂きたいと思っています!

それでは最後に何か一言あればお聞かせ下さい!

ハコノソトは「It’s more fun in the Boardgames」をコンセプトに
これからも皆さんのボードゲームライフをもっと楽しくするためのグッズを作っていきます!
今のところ企画はほぼ一人でやっておりますのでもし仲間になってくださる方おられましたらぜひご連絡くださいませ。

ミープルネックレス

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国内最大規模のアナログゲームイベント『ゲームマーケット』公式サイトです。

2017秋 土-F003 体験卓あり  1500円

寝ても覚めてもボードゲームを想うおしゃれな皆さんに朗報です!
なんと久遠堂さんからミープルネックレスが発売されます。

おしゃれ女子やストリート男子には御用達で、ナウなヤングにバカ売れの商品ですね()
もちろん御しとやかな紳士淑女の皆様にも映える一品で御座います。

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ぷっくりと膨らんだ立体的なミープルの中には、カルカソンヌとキーフラワー、そして胸元に1金をイメージさせる、大変ドリーミーなデザイン。
中心には光をイメージしたクロッシングスター色がプレイヤーの手元にあるオープン資源を輝かせ、艶やかにきらめくチェーンはオーマイグーッズをイメージ。
細部までこだわりのボードゲーマーシップを感じさせます。

インタビュー

ミープルネックレス、いいですね。着眼点がすごい。
この作品を制作した経緯を教えて下さいますか。

 実物ミープルの木製駒を加工したアクセサリーは沢山ありますが、どれもカラフルで大きさがある為、オフィスワークやパーティーシーンでは少々使いづらく感じていました。そんな時でも着用できる小さな金属のミープルアクセサリーが欲しいと思っていたのですが、どこにも無さそうだったので、自分で製作することにしました。

確かに実際のミープルを流用したものが多いですよね。
そのため金型をご自身で起こされたんでしょうか。それまでのこだわりはすごそうです。

最初に上がってきた原型は今よりずんぐりしていたのですが、よりミープルらしい形になるように細部までこだわって、リテイクは4回も行いました。
あまりに修正指示が細かくて、金属型を製作してくださる職人さんはウンザリされていたと思います。また、色褪せや剥がれに強い日本製メッキにこだわっています。メッキは海外に発注した方が安価なのですが、少しでも長くご愛用いただきたくて、強度を優先しました。

せっかくなのでこちらのネックレスに似合うボードゲームは製作者様から何かありますか。

似合うボードゲーム…やはりカルカソンヌやミープルサーカスなど、ミープルが使用されるゲームだと思いますが、ゲーム自体に、というよりも、ボードゲームを愛する皆様に必ず似合います! 男性でもシルバーをお買い求め下さる方もたくさんいらっしゃいますよ。

シルバーも上品さがあり良いですよね。最後に一言何かあればお願いします!

このネックレスをキッカケに「あっ、それってもしかしてミープルですか?」「えっ、ミープルご存知なんですね!」「はい、ボードゲーム遊ぶんですよ」「じゃあ良かったら今度カルカソンヌ遊びませんか?」という感じで、ボードゲーマーの輪が広がってほしいな、と願っています。

これを身に着けていれば「もしかして、あなたもボードゲーマー?」と呼ばれる日が来るかもしれません!

カードスタンド&カードフィーダー

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国内最大規模のアナログゲームイベント『ゲームマーケット』公式サイトです。

2017秋 日-I011-012  

ボードゲームにおいてカードはとても身近な存在です。
デッキ構築、カードによるアクションプレイ、資源やサマリーをカードで表したりなど、様々なシステムで利用します。
しかしながらカードによる手札管理などがある場合はプレイの阻害につながる恐れがあります。
机の上に置くと、そのカードを手元に戻す作業が少し面倒だったり、共通のカードなのか自分のカードなのか分からなくなることもしばしば。
プレイ時におけるそういった悩みを解消してくれるのがカードスタンドやカードフィーダーです。

今回様からご提供いただいたものを使ってゲームをプレイしてみましたがどれも大変すばらしいものばかりでした。

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まずカードフィーダーですが組み立ては非常に簡単で工具を全く必要としません。

そして高すぎず低すぎない手の高さに合わせてあり、カードを引く時の角度も絶妙です。
また、スリーブを入れてもちょうど収まり、カードの量が多くても、パーツ自体の「遊び」が少なくパーツとパーツが組み合う頑丈さを感じさせてくれます。
不安やそういったものはもちろんなく、良い意味で「存在しなかった」と思わせるくらいストレスフリーでゲームを楽しめました。

佐々木倫子の「HEAVEN?」でうる覚えでこんなシーンがあります。
確かバンビ〜ノ! でも同じようなシーンがありましたね。

笑顔で目立つことが良いサービスマンではない。
お客様が何も言わなくても皿が片付けれれて、おいしい食事が運ばれ、お酒が足される・・・そう、「始めから誰もいない」と思わせることができてこそ、良いサービスマンなのよ。ーHeaven? (ビッグコミックス) より

Amazonで佐々木倫子の{ProductTitle}。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。

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カードスタンドもまた大変すばらしいものです。

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こういった形から組み立てを行うのですが、木のほのかに焦げた香りがなんだか落ち着きます。

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素材が持つ「たわみ」を利用して組み立てていきます。

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この隙間にパーツを組み合わせますので、つまようじなどでボンドを塗っていきます。

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最後はゴムで固定して乾いたら完成です。

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スタンドは上記の通りしっかりとした土台で固定されており、もちろん相手からは見えず、しかし自分からは見やすくなっております。

カードを入れる隙間もカードの厚みを考慮された作りで、カード自体がガタガタすることは全くありません。緩やかにスライドが出来ます。

見かけはシンプルでいておしゃれ。レーザー加工などの焦げ目でしょうか、程よい茶色が輪郭を浮き立たせ、存在を主張することなくしっかりと利用を意識させてくれます。
アフォーダンスに優れた製品と言って良いでしょう。

他にもダイスタワーやトークントレイも販売されております。
こんなにも造形が美しいと一式揃えてプレイしたくなりますよね。
どのゲームも写真が映え、きっとプレイ後の満足感もさらに促してくれるでしょう。
気になった方はぜひブースで実際に手にとってみてください。
素材が持つ温かさと製作者様のこだわりが感じられる製品です。
(こちらは木材を原料にしているファイバーボードと呼ばれる素材で作られております)

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インタビュー

どれも大変ステキなものばかりでした。
これらボードゲームのツールとして製作を初められたきっかけや経緯を教えて下さいますか。

カードスタンド
組み立てやすさのために最低限のパーツ数に絞り、倒れにくさを実現した旧版のカードスタンドの不満点が、溝が直線であるために隣席から見えそうになることでした。
一般に流通しているカードスタンドのほとんどが直線ですし実際のところ実用上はほぼ問題はないのですが、気づいてしまった以上、どうにかしてアーチを描かせる方法を考えていました。
実現にあたってはいくつかの案を検討しましたが、最終的には素材そのものがもつ柔軟性を活かした設計に落ち着きました。
シンプルな旧版の良さも引き継げたと思います。

カードフィーダー
スリーブ派のプレイヤーにとって山札の悩みは共通で2014年の初出展からご愛用者の多い作品です。ご愛用者にはゲーム制作者さんもいらっしゃいます。
組立式のため使用頻度が高いと徐々にパーツ同士のかみ合わせが緩くなるという弱点もあり、どうにか解消したい課題になっていました。
今回、設計技術やコンセプトが古いままだったので、思い切ってゼロから設計をやりなおしました。
新版においては、パーツ同士が相互に干渉しあうことで構造全体で箱型を維持する設計を採用。高頻度の使用にも耐えうる形になりました。

どれも一からこの形になっったわけではなく、改良や改善の積み重ねで今に至ったんですね。
それでは特に強く意識したことやこだわりはありますか。

作品すべての共通することですが。 サプライは様々なアートワークの作品と一緒に使われることになります。
このとき主役であるゲームの世界観を邪魔をしないようシンプルなデザインを意識しています。 サプライはあくまでも「ボードゲームをもっと楽しくするお手伝い」が役割ですから。

カードスタンド
視認性を重視した一列で幅広の設計でありながらA4ケースに入るサイズであること。
複数列のカードスタンドでは容量こそ増えますが物理的な死角ができるのが難点です。
また可搬性を考えたときに100均のA4ケースに入れて運べることは意識しました。

確かにこれらサプライを利用していて、視覚的にゲームの邪魔になることなく、便利にプレイできました。なるほど、そのサイズ感は確かに机の上に置きやすいし持ち運びも良さそうですね。

これら製品に合わせるボードゲーム等、特にこれといったものはありますか?

カードスタンド
小さなカードをたくさん集めるものがいいですね カタンやチケットトゥライドをイメージして作っていました。
実際のところ、特定のボードゲームよりもシチュエーションを意識しています。
初心者さんやお子さんと同卓した際、カードを握るなどの行為にハラハラするという話をよく聞きます。
カードスタンドを使うことで物理的にカードを手放すことになるのでトラブルの発生そのものを未然に防げる効果は大きいですね。

カードフィーダー
スリーブを使う作品全般(笑 サイズ的にミニユーロサイズは難しいかもしれません。

それでは最後に何か一言あればお願いします。

アナログゲームは駒の移動など案外手間のかかる遊びです。 それ自身が魅力であるとともにストレスの原因にもなってしまいます。 ボードゲームサプライはそれらをストレスを解消し、楽しい部分の純度を上げるお手伝いをするものです。そして、いい道具というものは、それそのものは主張することはなく自然と手元に置かれるものです。 そんな道具(サプライ)をお届けできれば…と思っております。

感想

ボードゲームは机の上にパッと広げて遊ぶだけの道具に囚われません。
たくさんの時間をお互いのプレイヤー同士で共有するときもありますから、その時間がいかに有意義であり素晴らしいものにするかを参加プレイヤーは互いに切磋琢磨するべきです。

しかしながらどうしても、ツールとしてのやりにくさで水を注されると、これまで参加プレイヤーが有意義な時間になるように行ってきたものを、全て水の泡にしてしまうことになりかねません。

スタートプレイヤーを楽しく決め、ミープルネックレスで話題が盛り上がり、美しく洗練したツールでストレスフリーでボードゲームを愉しむ・・・。

素敵な時間の演出に、ぜひいかがでしょうか。


参加か出来なかった、もしくは買い逃した方は同人ボードゲームのラインナップが豊富にある通販ショップの駿河屋がオススメです。

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